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ルックの重要性

13 2月

現在、撮影機材をテスト中だ。XF100やら5Dmk2やらiPhoneやらでテストしている。

youtubeとかvimeoのテスト映像を見ても、実際に運用となると、違ってくることの方が多い。自分で実際にテストを重ねる必要がある。まあ、最近の自主映画見ると、誰もがすぐに5Dmk2やらGH2に走っているが、本当に自分の作品のルックを考え抜いているか疑問だ。被写界深度や、シャープ具合、もしくは、16ビット色深度での後加工具合も考えて、決定しなければならない。それに、ルックを選ぶということは、機材を選ぶということ、つまりは、現場でのスタッフ規模も決定するということである。音もそうだ。コンデンサーマイクでいいのかどうか?ワイヤレス?全部を左右するのが、その大元になるのが、ルックの決定だ。

ルックを決めるときに「かっこよさ」「フィルムっぽさ」などの見た目で決めても問題がある。一番重要なのは、映画のテーマだ。そのテーマを描くのにふさわしいルックを追求する必要がある。

一時、デジ一眼ムービーにも挑戦したくてウズウズしていた。REDROCKも買いあさったし、フィールドモニターもいくつか購入した。レンズも35mm 50mm 85mm購入して、いろんなテストを重ねた。が、最近になって、映画の絵の完成度を高めすぎる危険も感じてきた。被写界深度で、詩的な世界を構築できるし、テーマにも合っているかと思ったが、それでは、観客に迎合しすぎている視点ではないか。もっと、登場人物たちを突き放す「神様視点」でもいいのではないか。イ・チャンドン作品は、どのシーンも素っ気ない。まるでなんにもいじっていない安物ビデオカメラのようだ。アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督は、もう少し、絵を作りこんでいるが、撮影スタイルはドキュメンタリー的である。(イニャリトゥ監督は、同じシーンを40回くらい撮るそうだ。)「ひかりのまち」のマイケル・ウィンターボトム監督は、同じくドキュメンタリー的撮影スタイルだが、絵の作り込みには無頓着で、16ミリフィルムの味をルックにしているだけの気がする。

そんな事を考えながら、現在は、XF100での撮影時のプロファイル作りと、AEでの色加工の調節を、試行錯誤している。被写界深度の味を捨て、広角世界になりすぎるけど、そのビデオっぽいリアルさに、自分なりの味を加工できないかと考えている。

スタッフ編成の前に、スタッフ規模を決めたいので、もうひと踏ん張りってところにある。

(ただのガジェット好きって感じもするんだけどね。。。。汗)

 
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投稿者: : 2012年2月13日 投稿先 進行

 

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