RSS

月別アーカイブ: 4月 2012

ワークフロー構築

撮影カメラはほぼ確定し、他の機材やら、データの扱い方を、検討している。まずは、カメラの高いビットレート映像データMTSをProResに変換しなきゃ。QTの変換には一部粗い部分があって、破綻するので、5DtoRGBを使う。この前まで無料だったけど、バッチ処理が出来るような上位バージョンが完成していたので、アプリストアから、それを4300円で購入。設定が昔より増えているけど、いろいろテストして、画像のような設定にする。少し淡くて赤みを抑えた感じ。その後のワークフローは、なんとなくイメージでは、ファイナルカット7で仮編集→AEで16ビット色深度でカラコレ→ファイナルカット再読込し、音声調整や字幕追加→最終フォーマットはProResHQ 以上の流れかなと思っています。あとはレンズをどうするか?テストしてて「Xレンズ14-42mm F3.5-5.6」が全然、映画には使えないと分かる。AFは、どんなモードでも迷うし、その少し迷うときのギクギク映像が嫌い。もうMFで操作しようと思っても、フォーカス操作がボタンでありえない。夜間や室内は3.5では少し暗い。ISO1600で現在テスト中。でも、もうさっさと

HyperPrime 12mm f/1.6(35mm判換算24mm)
Voightlander Nokton 25mm f/0.95(35mm判換算50mm)
SLR Magic Noktor 50mm f/0.95(35mm判換算100mm)

の明るいレンズ御三家を購入しようかと思います。少し視野を変えたいときは、EXテレコン機能で、2.6倍ズーム(正確にはクロップ切り出し)を使えばいいんだし。うんうんそうしよう。ちと高いレンズだけど。。。

あとは、
edelkroneリグはhttp://www.edelkrone.com/
モニター(これは購入済)はhttp://www.ad-techno.com/products/camera/CL75DHO/

だんだんと機材沼にハマる。。。ロケ先への投資やら巨大トイレセットやら、なにより役者探しが急務。自己資金でどこまで逝くのか??どなたか資金調達お願いします。良い脚本と監督は揃っています。(脚本はPDFですぐ送れますよ。)

 
コメントする

投稿者: : 2012年4月27日 投稿先 進行

 

タグ: , ,

撮影カメラを仮決定!

最近のカメラ動向は凄まじいモノがあります。数年前、5Dmk2のムービーが凄いらしい。と話題になりました。手元に仕事用で5Dmk2は有りましたので、早速いじりまくり。リグも買い漁りました。でも、どうしても、モアレ等で映像が破綻。シネマスタイルプロファイルなど、カラコレ前提のいろんなプロファイルも出てきてもいました。しかし、これもカラコレすると8bitH264圧縮映像では無理がありました。みにくい帯状のパンディングノイズがでまくり。グレイン足したり、AEでごまかすしか有りませんでした。どうして、こんな明確なデメリットを放置するのか、メーカーの怠慢にもイライラ。次々と出てくる一眼ムービーは全部ダメなものでした。落胆しまくりで、一時は、アイフォンで撮るか?XF100みたいなカラコレに強いビデオカメラでやるかとも考えましたが、テストして、どうしても納得出来る映像になりませんでした。そんな時に、GH2をハックした映像が、どうやら最終ゴールらしいとの噂。うーん、どうしても、そんな5万円で買える家電カメラに決めたくないなと思っていました。だってセンサー小さいじゃん!みたいな。踏み切れないでいると、今度は、50万円から300万円の4Kカメラが登場したり、デジタルボレックスやブラックマジックシネカメラなどのカラコレには最強の無圧縮2Kカメラまで登場してきました。しかも25万円!いよいよ成熟期に突入したのです。

で、カメラ一台だけ購入するのなら、間違いなく、ブラックマジックシネカメラを選択するでしょう。が、今回は、映画の現場に使うカメラです。4台くらいは購入します。その1台1台にレンズを付けたり、メモリカードや、1脚やクレーンを付けます。どう考えても、選択肢は、あんなに嫌っていたGH2になるのです。ネットに出回っていたハック済のムービー生データをダウンロードして、いろいろテストしました。これは使える!カラコレしても破綻しない耐性があるし、なによりも解像度がスゴイ!!で、調べると、もう店頭在庫しかGH2は無いのです。生産終了!急いで買いに出かけました。最安値のヨドバシカメラでも、既に千葉店と郡山店にしか在庫がないとのこと。取り寄せて購入完了!自分で、テスト撮影し、カラコレしました。それが、今回の2枚の画像です。ちなみに周辺部ボケは、こちらで加工してますので、元映像は全域クリアです。5Dmk2には出来ないクリアな解像感です。ハックした改造ファームは、GOLGOP3-13のV4.14バージョンです。次々と改造ファームが誕生しているので、クランクインまでに、更に研ぎ澄まされた映像になりそうです。

インディペンデント映画の制作に、もっとも良い結果をもたらすカメラだと思います。一番安くて、一番綺麗です。(そんなイメージ)

追記:補足:2枚の画像ですが、ゴリラグレインを足しています。これは、35mmフィルムを直接スキャンして作った人工でないグレインです。かすかに明滅もして、トイカメラっぽさも、ほんのり追加してくれます。

 
コメントする

投稿者: : 2012年4月25日 投稿先 進行

 

タグ: , ,

モノを作れない世代

気持ちを共有できないからこそ、何かを表現しようとした過去の世代から、今、大きな変革が訪れている。ネット革新が起き、それまでの「個」が閉じ無くなっているのだ。

例えば、幸せだったり、苦しかったりすると、その気持はいったん個人の心に格納され、じんわりと作品へ昇華される時間があった。しかし、現在は、なにか美味しい物を食べたり、不幸な出来事があると、心に格納される前に、発散行動を迎える。「美味しい」「嬉しい」「くやしい」「かなしい」全ての感情が、すぐに伝達しようと発散される。

映画を含め、芸術活動は、一般的には「ネクラ的」だったと言い換えられると思う。心の奥深いところでの思索を通しての、個人の心の有り様が、大きく関わっていたからだ。しかし、もしかしたら、今後の創作は、感情を共有したいとか、一緒に作ろうよ!的なグループ意思が基礎になるようになるかもしれない。

モノ作りの意識や行動の母体が変容するとしたら、今後、どうなっていくのだろうか?

レディ・ガガの面白いエピソードがある。創作をする為に、セックスやドラッグなどの発散行動を禁じているというのだ。確かに、セックスから得られる快楽よりも、創作から得られる快楽のほうが大きいという研究文献もある。そう考えると、いくら高尚な創作活動といっても、ただの快楽中毒なのかもしれない。そんなガガ様は、ツイッターフォロー数が世界一だというのは、皮肉なことだ。創作への発散行動をうまくコントロールしていると言える。私たちは、うまく発散や、欲望、快楽をコントロールできているだろうか?

簡単にツィートして、創作に昇華すべき感情をドブに捨てていないだろうか?

再考すると、映画製作などのもともとグループ制作だったものは、ネット革新で便利な時代になった。すぐに、一緒につくろうという仲間を集められるようになったからだ。宣伝や、作品発表の機会も増えた。楽しい仲間の時代なのだろう。しかし、不思議なのは、いまだに自殺者が減らない。美大生は、よく死ぬ。閉じた「個」と、なれあいのネットの場とのせめぎ合いが、まだ発展途上なのだからか?共有できない「個」の部分があるからなのだろうか?その死にもつながる閉じた部分こそ、自分は好きな部分かもしれない。

結局のところ、どんな環境でも、作る人は作るし、死ぬ人は死ぬ。

仲間がほしいとみんなで作った作品、自殺しながら苦しんで作った作家性のある作品、いろんな背景の作品が残されていく。軽薄な作品を評価する人も多いし、人気のでない作品を「孤高の芸術」と自負しながら老いて死ぬことも多い。職業監督になって、見事な演出ですねと言われ死んでいくのか?苦しんでたった1本の映画を作るのか?

そんな世の中で、何を大切に作るのか?

 
コメントする

投稿者: : 2012年4月16日 投稿先 雑談

 

2曲目オペラ「イン・トゥルティーナ」

昨夜、「イン・トゥルティーナ」を録音しました。自分が、入院したりしていたので、2月の「オンブラマイフ」以来の収録でした。また、男性テノールから、今度は、ソプラノになっています。これは、映画の構成上、その方が良いと判断したからです。練習の時は、「若いソプラノ」だなーと思っていましたが、収録時は、練習を重ねてくれたおかげ?か、凛とした輝きのある慈愛に満ちたソプラノになったと思います。

4月は、もう1曲、5月は、さらに2曲、6月に2曲、収録予定です。

音楽から入る現場も珍しいとは思いますが、これらのオペラは、女装口パクシーンに使います。ドラァグクイーン文化には、口パクで舞台に立つものがあります。それらを映画に取り入れているのです。この舞台は、16世紀のオペラ舞台演出を目指します。手書きの書割の中、優雅に歌うのです。白鳩とか白馬とか白鳥もいるといいんですけど、動物に関しては、未定です。笑

次第に、役者希望者、スタッフ希望者からのご連絡も多くなってきました。脚本の反応もいろいろ。すごく感激してくれる方も居ますが、中には「自分はゲイではないので、辞退したい。」「描写は抑えめにした方がいいのでは。」等という方も。まあ、いろいろ思うところは有りますが、それこそ交わることのない想いですね。

 
コメントする

投稿者: : 2012年4月13日 投稿先 進行

 

タグ: , , , , , , ,

インディペンデント映画の機材と妄想力

http://www.raitank.jp/

最近、よくお世話になるサイトです。海外の一眼ムービー機材の最新情報を分かりやすく教えてくれます。特に、注目なのは、PanasonicのGH2をハッキングして、動画品質を劇的に向上させる研究をまとめているフォーラムです。私自身は、5Dmk2や60D、そしてレンズも含め、Canon派です。「GH2って、センサー小さすぎない?」っていう印象を持っていました。(実際は本当に小さいんですけどね。)ただ、フォクトレンダー NOKTON 17.5mm F0.95のような明るいレンズが出てくると、小さなセンサーでもボケてくれるし、そもそも、マウントアダプターを介せば、CanonレンズもOKじゃん。とだんだんとGH2に流されつつ有ります。で、ハッキングもいよいよ完成形に近づきつつ有ります。GOLGOP3-13_SednaCの改造ファームが良さそうです。もう少し、改造は続くようですが、撮影された実データを拝借して、AEでカラコレもしてみましたが、いやはや、素晴らしい画質でした。あきらかにCanonを凌駕しています。c300と比較しても、GH2の方が好きかも。(c300は、どうもビデオっぽすぎて。)

GH2を3台購入して、本作に使えないかなと、いろいろ調べていました。

ステディカムは、http://vimeo.com/35039887で紹介されている”Neuron”にすごく惹かれます。国産ですよ。しかも個人で製作しているんです。なんとか、クラウドファンディングで資金調達大量生産して頂けないかと妄想しています。

カメラゲージでは、http://tkysstd.com/wp/?p=91こちらも個人で製作しています。もうすごくかっこいいです。これにRODEのマイクとか、7インチモニターを付けられそうですね。

 

と、思っていたら、なにやらPanasonicから新機種の噂。http://digicame-info.com/2012/04/410m43.html

もしかして、悲劇のカメラAG-AF105の後継機種では?となると、期待するのは、GH2と同じくハッキング出来る仕様にしてくれてるとか、フルHD60Pを達成してくれてるとか。大げさに騒ぐと4Kとか??

本当に、最近の一眼ムービーは、いよいよ熟してきています。試行錯誤の時代は過ぎて、ついに、本命がどんどん出てきています。Canonやソニー、ビクターの4K、REDさん、デジタルボレックスさん、そして、Panasonicも出揃う感じです。インディペンデント映画の製作者は、大いに研究して、活用すべきです。機材に関しては、もう劇場用と差はないと良いです。というか劇場用もこれらの機材を使っていますし。となると、あとは、製作者の腕とチームワーク、それを束ねる経験、完成した映画をイメージできているかどうかになります。高いコストで完成度を高めてきたプロチームは、その規模も足かせになっています。私たちは、小さい規模、小さい予算で、独創的な完成度に高めることが可能です。

そう考えると、いい時代になったと言いたいのですが、果たして、ツイッターなどのツールで、なかなか「閉じた個」を持てなくなった世代に、強い妄想力強い想像力は産まれるのでしょうか?

 
コメントする

投稿者: : 2012年4月10日 投稿先 雑談

 

タグ: , , , , ,

特殊メイクの使いどころ

(大好きな「レクイエムフォードリーム」の1シーンを加工して、映画中盤以降のミチルのイメージ作成)

 

「老い」や「病い」を描くことは、人を描くことになります。若い頃は、そんな「ネタ」を毛嫌いしていました。自分の中に、汚く孤独に死ぬことへの恐怖感があったのだと思います。ミチルは、病気に侵されながらも、セックスへの執着が捨てられません。化粧をし、誰かに求められたいと願います。ミチルは、これまでに人生で、誰かを大切にしたり、深く人間関係を結ぼうとしませんでした。自分の死を遠いものとし、若さを謳歌していたのです。本作では、セックスへの執着と、美しいもの【芸術】への執着を、絡めながら描いています。それは似ているからです。「人間のものとは思えぬ快楽」は長続きしません。何度も何度も求め、裏切られていきます。それでも、その一瞬を求めて、人は、交尾し、モノを作ります。それは、哀れにも見えますが、中毒を求める人間の姿でもあります。映画冒頭で「業病の人は、洞窟に投げ込まれる。」と有りますが、それは、特別なことではなく、私達のことなのです。

特殊メイクで今回演出したいのは、非常に重要な部分です。メイクの裏側の人間性を隠そうとして、逆に顕にしていただきたいのです。そんな役割の特殊メイクの方を探しています。怪物を作ったりして満足するのではなく、もっと人間の深部の怪物を作っていきませんか?

 
コメントする

投稿者: : 2012年4月6日 投稿先 進行

 

タグ: , , , ,

役者の嘘と品格について

(中国映画「小さな村の小さなダンサー」観てみたい!)

今回の主人公ミチルの生きざまが、映画のテーマの核となります。ミチルの立ち姿が重要だと、映画監督の福島さんが言ってました。そうなんです。立ち姿のエロい気品はめちゃくちゃ重要なのです。それは、バレエダンサーのようなものです。ミチルは、役者ではなく、舞踏家に演じてもらうのもいいのではと思う事も有ります。役者の演じ方では、醸しだすことのない凛とした老いを演じられるのではないか、と。役者は、嘘つきです。自分の範疇にない人生さえも演じるわけですから、大変な嘘つきです。今回のミチルは、取り憑かれ系の演技が必要で、現場は非常にピリピリすると思います。たぶん、自分もピリピリして、ミチルの演者と戦うことになります。現場で少しでも息を抜くと、すぐに立ち姿でもバレるでしょう。どうして舞踏家は、日常でも気品に満ちているのかを考える必要が有ります。どういう筋肉の使い方をしているのか?顔の角度を維持するのに、どの首の筋を使うのか?眼は泳いでいないか?指先は美しいか?役者は、心の動きの訓練はしていますが、体の筋肉の細かい動きには気を配りません。ほっぺの筋肉や、歯を食いしばるタイミング、まぶたの動かし方、どこで声の音程を変化させるのか、などの頭の部分には、詳しいとは思うのですけど。今回は、全身を使う必要があると思います。大勢の人間の中に立ったとしても、その人物は浮き上がっているはずです。そんなミチルを探さなければなりません。

枯れた花を摘み取る、美に妥協しないミチルを演じられる人を探してみます。どなたか推薦、もしくは立候補お願いします。この役をやり遂げる時、かけがえのないモノが得られると信じます。

まだ、制作チームの居ませんので、メールのやり取りも、白川ひとりで頑張っています。制作チームに参加したい共犯者居ませんか?ご応募お待ちしています。

 
コメントする

投稿者: : 2012年4月5日 投稿先 進行

 

タグ: , , , ,