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特殊メイクの使いどころ

06 4月

(大好きな「レクイエムフォードリーム」の1シーンを加工して、映画中盤以降のミチルのイメージ作成)

 

「老い」や「病い」を描くことは、人を描くことになります。若い頃は、そんな「ネタ」を毛嫌いしていました。自分の中に、汚く孤独に死ぬことへの恐怖感があったのだと思います。ミチルは、病気に侵されながらも、セックスへの執着が捨てられません。化粧をし、誰かに求められたいと願います。ミチルは、これまでに人生で、誰かを大切にしたり、深く人間関係を結ぼうとしませんでした。自分の死を遠いものとし、若さを謳歌していたのです。本作では、セックスへの執着と、美しいもの【芸術】への執着を、絡めながら描いています。それは似ているからです。「人間のものとは思えぬ快楽」は長続きしません。何度も何度も求め、裏切られていきます。それでも、その一瞬を求めて、人は、交尾し、モノを作ります。それは、哀れにも見えますが、中毒を求める人間の姿でもあります。映画冒頭で「業病の人は、洞窟に投げ込まれる。」と有りますが、それは、特別なことではなく、私達のことなのです。

特殊メイクで今回演出したいのは、非常に重要な部分です。メイクの裏側の人間性を隠そうとして、逆に顕にしていただきたいのです。そんな役割の特殊メイクの方を探しています。怪物を作ったりして満足するのではなく、もっと人間の深部の怪物を作っていきませんか?

 
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投稿者: : 2012年4月6日 投稿先 進行

 

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