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月別アーカイブ: 7月 2012

脚本のリライト決断!

主演がレイチェルさんに決まった時、3時間くらい、ずっとセックスの話をしていた。セックスと言っても、役者と監督の絡み合いのコトなのだが、私が「これまでずっとオナニー映画を撮ってきた。最高のオナニーをするコトが絶対なのだ。」という話をすると、レイチェルさんは「私は監督のオナニーの手伝いをする気はない。私は、これまでパフォーマンスで観客とセックスしてきた。この映画では、観客は眼に見えない。私は監督とセックスをする。」という返しが来た。

とにかく、大切な決断してもらったからには、最高の映画を作る。で、今度は、レイチェルさんのミチルを想像してみる。

ミチルは美を追い求め敗北する。現段階の脚本ではあいまいだった「何故小説家の道を諦めて、詩の先生になったのか?」という点にも絡んでくる。んん?ミチルは敗北者か?

そのあたりを考えてると、レイチェルさんなら、負けまいと戦うはずだ。美に対しての復讐者。理解者でもあるが、復讐するために教壇に立っているのではないか??などと、妄想が膨らんできました。

それに、現段階では、ミチルは病を隠すために、後半で化粧をしますが、レイチェルさんの場合は、最初から女装しててもおかしくない。自分の美の価値基準があるはずだ。という初期設定すらも変化してきそうです。

こういう変質する脚本、妄想こそ、レイチェルさんの言う「セックス」なのかもしれません。

「なんというか、まがまがしい人物像が出来上がってきています!ヤバいっす!!」

本質の部分を考えながら、大胆に脚本に手を加えるべきだという結論です。お楽しみに。

 
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投稿者: : 2012年7月30日 投稿先 役者

 

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主演発表!レイチェル・ダムール様

レイチェル・ダムール

90年代初頭より、アンダーグラウンドなクラブイヴェントから自分が働く会社のパーチー、アーティストのライブまで、節操なく、幅広く活動しているドラァグクイーン。数多くのPV、ライブにも出演している。(長生きしてるので。)チャームポイントは笑いジワ☆近年はDJ業にも進出。ラテンから歌謡曲まで、オールジャンルでこなしている。そう、「広く浅く」がモットー。。。そのガウジャスでアッパーなショーには定評がある(らしい)。レギュラーイヴェントは毎月第一土曜日のDEPARTMENT-H 2099@東京キネマ倶楽部。

レイチェルさんとの出会いは、ゲイカルチャーDVD「トライヴ」を製作した時である。REDというゲイクラブイベントの記録をする仕事の時に、ステージでのパフォーマンスを目撃した。私は、すぐ下でカメラを回していたのだが、ずっとレイチェルさんを撮り続けていたかった。とにかく圧倒的な黒く輝くパワー!!ギラギラした自意識の塊が襲ってくる!!

それから、すごく気になる存在だったけど、もともとクラブ嫌い(空間は好きだけど人間が嫌い)なので、接点が見つからないまま、時間は経過していた。「教室」の脚本を書くときに、なんとなく意識したのかもしれない。脚本を読んだ身近な友達は「主演がレイチェル・ダムールに決定したよ!」と言うと、皆、喜んでくれる。「イメージが近い!」と。

演技経験のないレイチェルさんだけど、パフォーマンスを見る限り、問題ないと感じられる。むしろ、演技しない部分で、想像以上の「何か黒く輝くオーラ」を発散すると思う。主演は舞踏家がいいんじゃないかと、ずっと以前から考えていたが、レイチェルさんは、そういう意味でも最高のキャスティングになったと思う。

核となる人物が決定したことで、「教室」の世界も変容してくる。少しずつ、「美」の質感も変わる。あとは、クランクインまで、写真を撮ったり、キャストが増えたり、スタッフ編成が進んで、稽古をしたりしながら、大きく大きくなっていくのだ。すごく楽しみ。

大好きなレイチェルさんと組めて良かったです。

 
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投稿者: : 2012年7月29日 投稿先 役者

 

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スノーホワイトの妄想

(ネタバレはドバドバですよー。鏡関係。)

今夜は、「スノーホワイト」を鑑賞。もう完全にシャーリーズ・セロンの映画だ。主演は「トワイライト」のアイドルのクリスなんとかって女優だけど、全然、綺麗でもなんでもないテキサスの田舎出身のアゴブス顔。アメリカでしか通用しない顔。この映画は、その時点でもうセロンの良いようになっている。もう誰も止められない。。。映画自体は、またまた煮え切らない脚本。トロルやエルフやシシ神様が、最後にどどっと出てきて皆で戦うんじゃなかったの?ラストに何にも登場しないじゃない?王子様は行きずりの方なの?これでまたカタルシスが得られない。。。

さて、本題。一番美しくないと魔法は消えてしまうという設定は良かった。村の「私、美しいかも」と自意識の高いオンナ達は、自分で顔に傷を付けていたりとか、オンナ同士の戦いなのねと感心しました。

「鏡よ。鏡。」という呪文は、永遠にオンナの自意識を語る上で不滅の呪文。鏡を見るオンナは、その瞬間は、誰にも負けない美を持つものである。

鏡といえば、グレンクローズの「危険な関係」は見事な始まりとラストだった。うっとりと自分を見つめる満足そうな鏡の顔から映画は始まり、ラストは、化粧を落としながら悲観に暮れる薄汚く鏡に写るオンナの顔で終わる。鏡はオンナをものすごく語る小道具だ。

以前、鏡をモチーフにしたゲームシナリオを書いた時は、鏡に入ると性格が反転しているという設定にした。主人公は、性格が反転しても性格が変わらな平均値で特異点になってしまうのだ。鏡の世界で、性格のよい女の子と恋に落ちるのだが、ラストに、鏡が割れて、現実の世界に引き戻される。そして現実の女の子は、ひどい性格なのだと、悟ってしまう。主人公は、それでも彼女の働くコンビニに通う。コンビニの鏡に写る彼女の横顔に会いに行くのだ。「君は元気でいるの?」何ともしがたいラストだと思う。永遠の片思い。また鏡の世界に戻ろうにも、既に主人公は、「平均ではなくなり、成長してしまった」為に、進まざるを得ないのだ。。。

鏡といえば、私も自作「ヒダリ調教」で扱った。母親の遺品の鏡台が、家に届くシーンから始まる実験映画である。自分が親からこっそりとヒダリ利きを治されていたという企みを知り、元のヒダリなる自分を取り戻そうと儀式を行うカルト内容だった。悪なるヒダリ世界を開放し映画は終わる。トニーレインズに見出され、世界に紹介されるキッカケになった作品だ。

次回作「教室」でも鏡は大いに登場します。自分の体や顔を眺める主人公ミチル。ただれた顔を化粧で隠すシーンも有ります。ご期待ください。

 
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投稿者: : 2012年7月28日 投稿先 映画レビュー

 

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ヘルター・スケルターの妄想

先日、ブルボンヌさん、ドリュー・バリネコさんらと「ヘルター・スケルター」鑑賞に行ってきました。すごく笑える良い作品でした。蜷川監督ってヲカマっぽい気がします。ちゃんと寺島先生やら桃井先生の使い方を心得てらっしゃる。寺島先生の「わたしもオッパイ出したい!」という女優魂もスルーされてたし、あの泣き顔最高でした。ヲカマしか笑っていなかったので、ヲカマ感覚ってやっぱり必要よって思いました。

(ネタバレは以下よりドバドバ…)

で、鑑賞後にどうも腑に落ちない感覚が捨て切れません。ようやく何に引っかかっているのか分かりました。「本来、表現すべきラストのカタルシスが得られなかった」からです。どうして得られなかったんだろう??ブルボンヌが言いました。「ラスト付近の片目を潰すのは、原作では、あんな記者会見で見せたりしてないのよ。現代風にアレンジしたのね。」と。それで、カタルシスに至る為の手順が欠けているんだなという結論に至りました。ここからは、私が作るならこうするわ!という妄想です。

カタルシスを得る道筋

1:表面の美だけの人間リリコとそれをとりまく俗悪な人間模様を描く。(ここはそのままでOK)

2:生まれながらの美を持つライバル登場。彼女はすでに絶望していて無常観を会得している。(ここもそのままでOK)

3:美にほころびが出来て、アザに包まれていくリリコ。化粧一枚で嘘の美に包まれる。まわりの人間関係も変質する。(少し、ここから掘り下げる演出。)

4:リリコを裏切る人間と守ろうとする守護者に分かれる。まわりの人々の本質がむき出しに。リリコは美の本質に気がついていく。(本質に気がつくのが重要。)

5:リリコは姿を消す。ライバルの娘が導かれるように地下へ。そこには新しい美に包まれたより強く輝くリリコが居る。(このへんの描き方が映画はヘタ。)

問題は、4と5である。親切な人が裏切り、冷たいかのような人が守護者になるという変化は明確にした方が良い。本質に迫るリリコの伏線になる。リリコがアザに包まれるシーンは重要。化粧でごまかせる美を捨てるラストをもっと強調すべき。ラストのリリコはもっとアザが進行して顔半分はアザの方が良い。烙印まみれのオンナが、見せかけの美を超越し、自らが美の化身を体現しなければ。そして、その為には、記者会見のような人が観ている場所での「浅はかな自傷行為ショー」はしてはならない。ここはあくまでも「真の美への開眼」を表現しなければならない。目を潰して、美を得る為の儀式でしか無いのだから、ここで映像のカタルシスを演出しないほうが良い。大勢の前ではなく、一人ぼっちの儀式をすべきである。で姿を消したリリコを発見するのは、ライバルの娘で正解だが、彼女がたどり着いた地下室での演出こそ弱すぎる。ここは、無常観を会得している天然の美の娘が、新しい美のカリスマリリコを、崇拝する最初のシーンでなければ意味が通じない。ただ地下室に降りて「あら」と見つけるだけの演出ではなく、リリコを見つけた瞬間にかすかに微笑み、「私よりも、また先を行くリリコ」との連帯感を得たほうが良い。それにはライバルの娘は「意味深に」微笑むべきだ。

美の本質をリリコが知るには、妹の整形変化を少し早く見せてあげるべき。その姿は自身の客観視に繋がる。アザに包まれたリリコは本当に美しい。美の本質を揺るがすシーンだと思う。何が美しいのかというテーマはここでフルスロットル掛けるべき。セックス描写はもっと醜く無様に描くべき。男優はケツは出せ。寺島先生も、見せかけの美の終着点として「老いてきているオッパイ」は見せるべき。

過剰な美の演出は、蜷川監督の真髄だけれど、ラストのカタルシスが足りないのは、その配分を間違ったからで、映像だけカタルシスの感を残してしまった。途中までうまくいっていたのに最後は若さ故か、微妙なさじ加減を疎かにした。エリカ様は、この映画のために産まれて、スキャンダルにまみれ、疎外された役者になったような気がするくらい、生き方が役にあっていた。この過剰な監督と疎外感のある女優が、この時期に出会い、この映画を作ったのは運命的でもある。一部を除き、素晴らしい映画だと思います。

ブルボンヌさんが、いろんな出来事の後に、辿りつくのが、二丁目的な場所っていうのも面白いわね。と言っていた。うん、確かにそうだわ。

追伸:映画「教室」のアザシーンなど、かなり共通点があるお話でした。美や老いをテーマにすると、そこは皆描くのよね。「教室」では、演出のさじ加減を間違わないようにしたいなと思いました。原作の「ヘルター・スケルター」読まなきゃなとも思いました。原作ってパワー有るのね。きっと。

 
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投稿者: : 2012年7月27日 投稿先 映画レビュー

 

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クレーン購入ポチッとな。

映画「教室」の撮影で、今回どうしても取り入れなければならない手法、それはクレーン撮影です。海外ではJIBと言います。様々なクレーン撮影映像を見て、クレーンの醸しだす空気感がどうしても欲しいのです。で、1年くらいクレーンを探しまわっていました。最後まで悩んだのは、ProAmです。amazonでも手に入るし、eBayやヤフオクでも多く取り扱っています。ビデオサロンでも紹介されています。

ビデオサロン記事
http://www.genkosha.com/vs/goods/entry/post_227.html

このProAmはプロ機材ドットコムでも扱われていますし、北海道に正規代理店も登場しました。

プロ機材ドットコム
http://www.prokizai.com/cart/cart.cgi?log=MJ-50

北海道の格安正規代理店
http://camera-crane.net/

全て同じクレーンですが、値段がぜんぜん違います。北海道のお店が一番安いと思います。必要な機材を全部足すと合計7万円でした。

しかしもっと安い方法は、アメリカのアマゾンで購入する方法かなと思いました。で見積もりとると、、

なんと結局7万円でした。初期不良品のリスクを考えると、国内で買うほうが良さそうです。

しかし、ここで思いとどまることになります。ProAmの新作が発売されていたのです。デジタル一眼ムービーをターゲットにした新品でした。この新作は、ある問題点を改善していたのです。

うーん、このカタチ便利だけど、どっかで見たな。しかも格安で。。。。そうそれはコレです。オリビアちゃんのジブアーム紹介映像です。このオリビアちゃん、アジア系?の美人が、いろんな撮影機材を紹介しているシリーズっぽいのですが、まさにこのジブアームにたどり着きました。

で販売元のhttp://glideshot.com/products_camerajib.htmlへ飛びました。送料は問い合せてくれというので、メールで問い合わせると、本体130ドル位、日本への送料62ドルでした。日本円で送料込みで、なななななんんと、1万5千円なんです。(請求はペイパルなのでとても楽チン!)これに国内価格ですが、マンフロット雲台と、ヘビー三脚、ベアリングマウント合計しても、5万7千円です。さっきの7万円システムと同等なのに、かなり安くなります。しかも、ProAmの新型と同じ使い勝手は改善されています。

ポチッとイッちゃいました。1週間後には全部揃います!揃ったら使い勝手などをテストしたいと思います。お楽しみに!

追伸:今回探しているのは、1mクラスのクレーンです。撮影常用で考えています。2m40cm(オプション追加で3m60cmにも拡張可)のDVC210の購入はもう少し先です。

DVC210
http://camera-crane.net/?pid=45233874

GLIDESHOT 4′ Portable Jib – Test Shots from SHOTUP on Vimeo.

 
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投稿者: : 2012年7月26日 投稿先 機材

 

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マイク対決の行方

今回は、よく使われているブームマイク VS ワイヤレスマイク の対決です。

どちらも2年前くらいに購入したものです。ようやく日の目を見ます。。。アツデンのワイヤレスマイク325の方はもう販売していません。後継機種になっています。RODEのNTG3はまだ現役バリバリですね。小さいNTG1や乾電池駆動のNTG2も有りますが、やっぱり音質の良いのが欲しくてNTG3を買いました。後方の音も若干拾いやすいみたいなので注意しながら使おうのと思います。

で、結果から先に言うと、現場ではどちらも使おうと思います。お互いの音がバックアップになると思いますし。

ワイヤレスは全指向性なので、開放的な音ですね。ブームマイクは指向性が高いのでどんぴしゃりの音の時もありますが、向きによっては少し歪んだ音になりそうです。

ワイヤレスマイクは2個ありますので、会話のシーンには、役者2名につけて、どちらともレシーバーで受けようと思います。衣装の中にマイクを仕込んだりしなきゃいけないので、そういうテストもしなきゃなと思います。それとは別にブームオペレーターを用意して、ブームマイクの音声も収録します。ワイヤレスマイクは特にミキシングはしませんので、現場も少人数を維持できると思います。

音声の録音には、CanonのXF100を使用しました。CF収録カメラですごく静かです。マイクに給電できるキャノン端子も有ります。今回のテストにも使用しました。役者の口元も撮影して、GH2の映像との音合せにも使います。音声収録するものって、絶対カメラ付きが便利だと思います。最近は、そういうカメラ付音声収録機材も増えてきてますね。

役者2人でのシーンだと、今回のような動かない場合と大きく違います。そういう訓練もしたいです。徐々にスタッフ編成も始めます。

 
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投稿者: : 2012年7月21日 投稿先 機材

 

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映画の絵作り勉強

GH2_test_02 from K.SHIRAKAWA on Vimeo.

映画のテスト映像第二弾です。映画なのですから人間の撮影をした絵作りのテストになっています。正面は恥ずかしいとのことで横顔です。テストなので、環境は厳しい感じです。室内の薄暗い感じ。人物の輪郭線だけは出したいので、照明は、LPLのVL-960Cを1つだけ使用しています。

先日のL型プランケットにモニター装着で撮影しました。KIPONアダプターを介してSAMYANG35mmF1.4を取り付けています。音楽は、私の昔のインディペンデント映画「ファスナーと乳房」のエンディング曲使っています。小松清人さん(WaTプロデューサー、柴咲コウ「かたちあるもの」)の作曲です。ポップスの才能も素晴らしいですが、ピアノ曲もシンプルで暖かく相当に良いです。

ハックファームは、国産改造GOLGOP3-13-MAX_EX_ST_BETA7cを使っています。結論から言うと、素晴らしいです。オリジナル映像は、素直な映像です。加工するのには最適な感じ。加工しないと映画としては使えないとも言えます。変なブロックノイズもバンディングノイズも見当たりません。以前、テストしてきた5Dmk2とは比較になりません。5Dmk2だと破綻しまくりで、相当悩んだものです。GH2は救世主!

問題は、パナソニックらしい色。人間の肌に緑色が多めに入ってしまいます。(他の機種との併用は☓。色合わせが不可能。)この緑成分をどうするか?通常、映画のルックは、明るい部分に暖色系、暗い部分に寒色系を入れるものです。個人の考えでは、色の階調範囲が少ないビデオを擬似的に範囲が多く見えるように、明るい部分と暗い部分のイロミをズラす事で、擬似階調を増やしている感じなのかなと思います。色をズラす事で、豊かな色合いにもなります。で、緑成分を気にしながら、色別にトーンカーブをいじります。その時に、暗すぎる中間暗部も少し持ち上げます。

AEでのフィルタは、全て調整レイヤーでいじります。基本的には、フィルターには順番があります。1ノイズ撤去 2色調整 3シャープネスの順番です。調整レイヤーの上には、ゴリラグレインをオーバーレイ合成で置きます。

今回のゴリラグレインは少し目立っています。画面の暗さが原因です。もう少し粒感を減らすほうがいいと思います。(暗部でのグレインのざわめく感じが、儚い質感で好きなのですが、下手すると蛍光灯のフリッカーにも見えかねないのは問題かも。要検討。)

あ、あと、手のアップ撮影の時に、フォーカス合わせのテストもしているのですが、レンズに直接さわると、カメラ本体が動いてしまっています。こういうシーンでは、やはりフォローフォーカスかフォーカスレバーが必要だなと思いました。

かなり色をいじっていますので、すでに、狙いすぎの映像になります。この持ち味で映画を撮ろうと思います。画角と照明を頑張る現場です。現場ではGH2は3台以上用意します。今の考えでは、撮影監督に2、3台の撮影を管理してもらい、もう一台、自由に動いても良いGH2とカメラマンを一台用意したいです。これは、これまでの経験からで、絵コンテ通りに撮影したら、編集の時につまらないし、たまに違うリズムが欲しくなるからです。テイク毎にカメラ移動するのではなく、一台だけ自由にさせればいいのかなと思います。カメラが安く小さいのでこんな現場も可能です。

もうちょいしたら、芝居のできる方を使ってのテスト撮影も必要です。どのシーンにどのレンズを使うのか?も吟味したい。マイクの練習もしたい。久しぶりの映画なので、楽しみながら進めています。まったりなんですが、お手伝いさんも募集していますので、ご連絡下さいませ。映画「教室」の脚本も配布中。あなたの眼で評価し、参加すべき映画か判断してください。モチベーションは重要ですから。

備考:パナのホワイトバランスに緑が多いのは、ビデオカメラでも同じ。あとLEDライトも緑成分を出すモノがあるので、注意。照明は、現物見て買わないと危険かも。

備考:頑丈なビデオ用三脚の必要性感じる。どこの三脚がいいのかな。マンフロとか好みだけど、予算的にDAIWAかも。。。

 
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投稿者: : 2012年7月17日 投稿先 テスト映像

 

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DSLR rig の結論

DSLR rigと検索すると、もう大変な画像の洪水だ。カメラを合体マシーンとして扱う恍惚感。あれも便利、これもカッコイイ。気がつくと現場で自己満足状態。思い直して、ZACUTOやREDROCKやedelkroneも漁ってみる。確かに楽しい。ラジコンやプラモデルの子供心を取り戻したりもする。3年くらい、そんな生活をしていた。で、脚本が完成し、カメラをGH2に決定し、再考する。本当に、これらのガジェットは必要か?

結論から言うと、

「自分には、映画というゴールがあり、どのシーンに、どのrigが必要か?そこだけを考えるべし。」

と言う事になる。変態リグを作って満足したらイケないのだ。それがゴールではないのだから。映像テストを撮って満足してもイケない。それもゴールではない。ゴールは作品を完成させること。(かなり当たり前)

で、脚本を元に考えてみると、なんとなくだけど、「教室」は時代劇のカメラワークだと、ふと思いつく。三脚(一脚も含む)撮影が基本で、たまに被写界深度浅い固定、手持ちもそこまで動かさない。クレーンやスライダーも少し使う。要は、「画角で勝負」みたいな感じ。流行りのドキュメンタリー要素は無くそうと思う。三脚撮影となると、ローリングシャッター問題も解決。手振れ問題も解決。その代わり、照明をすごくがんばらないと、淡々とした感じを出しかねない。「教室」はロマンテックな絵とエゲつない非道さを持ちあわせてなければならないと思う。

で、こんなになりました。

いくつか問題も起きました。

モニターはエーディーテクノさんのモニターを購入しました。これまで試用してきて、5型モニターだと今イチピントの山が掴めなくて、9型だと重すぎました。7型が丁度いいように思います。このモニターは、5Dmk2用に購入していたもので、今はもっといいモニターも有りますね。

で、このモニターには、三脚穴が3箇所空いているのですが、全てネジ切りが上手くいっていなくて、結局は交換してもらいました。(すぐ交換でサポートは好感触)。

HDMIケーブルは、またエーディテクノさんのカールコード採用ケーブルを購入しましたが、これは大失敗作だと思いました。

カールコードは太くて重くて、しかも延びません。カールコードなのに、ビヨーンとしなくて、大きいだけでした。しかも、コード自体の重みのために、カメラ側に接続するミニHDMI部分が、ポキッと折れちゃいました。何のために買ったんだろう。全然、使えませんでした。

結局、GtecさんのSK-HDMI035を購入し直しました。このコードは細くて30cmしか長さがないので便利です。しかも、とても軽い。取扱いや楽なのが、コード選びには重要だと思いました。(ただ、コードの安全を考えると、コネクターの負荷が高いので、更にL字の変換コネクターをかませるとイイのかなと思います。)

モニターをエツミのL型プラケットに取り付けることにしました。ちょうどいいネジがヨドバシカメラやアマゾンで見つからないので、島忠ホームセンターに行って1/4ネジを購入しました。これにワッシャーを挟みこんでみました。やや長いネジでしたが、モニター側の穴が深くて調度良かったと思います。GH2の上部のアクセサリーシューにモニターを付けられる方も多いとは思いますが、衝撃でモニターが落下したり、シューが破損するリスクが高いと思います。かと言って、カメラ覆うリグというのも、なにか、「結局はrigりたいんでしょ?楽しみたいんでしょー??」と反発する心の声も聞こえてきます。ここは心を鬼にして、エツミの単純なプラケットでガマンします。。。。



今日のレンズは、サムヤンです。韓国のレンズで、格安なのにとても性能のよいレンズです。(難点は重い、大きいし、MFです。絞りは手動リングで便利。)三脚撮影なので、重いレンズでも大丈夫になりました。先日、購入したKIPONアダプターを使えば、手持ちのEFレンズが使えるので助かっています。今、持っているのは、35mmF1.4ですが、最近、24mmF1.4も発売(日本では未発売)になったみたいで、多分、購入しちゃうでしょう。。。

 
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投稿者: : 2012年7月12日 投稿先 機材

 

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映画のテスト映像

映画を作る前に、映像の質感や使用する音楽との相性をチェックしなければならない。先日、GH2の被写界深度を浅くするために、KIPONちゃんを購入して、シグマの85mmF1.4を付けたけど、扱いにくかったので、今回はキヤノン50mmF1.4を付けてみた。前回の手振れ問題(少し手振れすると、ローリングシャッター問題も発生)もあったので、今回は安い三脚に固定してある。

目標は紫陽花撮影。映画「教室」では四季を通じてのドラマで、四季の花も撮影しておく必要があるからです。紫陽花もう枯れ始めてて探すのが大変でした。

で、例のごとく、AEを16ビットに変更して、カラコレ。ゴリラグレインも追加しています。

2月に収録したイントゥルティナを、映像に当ててみました。うーん、しっとりしてて好き。どんどん、テストします。人間もどんどん撮ります。マイクもRODEのいいやつ買ってあるし、アツデンワイヤレスマイクも買ってあるので、テストしながら、スタッフ希望者を訓練していかなきゃと思っています。楽しいわ!映画!!

GH2のハックにはGOLGOP3-13-MAX_EX_standard_BETA6の24Pを使っています。GH2は、5万円くらいで購入できるので、貧乏映像作家には、絶対武器にすべきカメラです!!明らかに5Dmk2以上のプロ機材並の実力です。ハックに関しては、カスタムファームのお勉強で日夜研究が続けられています。すごいです。

 
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投稿者: : 2012年7月6日 投稿先 テスト映像, 音楽

 

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レンズは何を揃えるべきか?

撮影カメラをハック済GH2に決めてから、いろいろ調べているのだが、被写界深度を浅くしたい明るいレンズが豊富ではないマイクロフォーサーズ規格以外でもいいんじゃないだろうかと思った。自分は、もともとは仕事でCanonなので、EFレンズがいくつか手元にあるのだ。その中でも明るいのは、シグマの85mm F1.4とCanon50mm F1.4である。マイクロフォーサーズ規格の明るいフォクトレンダー単焦点や、最近出たばかりのXレンズF2.8あたりを検討してはいるが、その前に使い慣れたレンズで試してみよう。で、そのままではEFレンズはGH2に取り付けられないので、どのマウントアダプターを買うか調べる。マウントアダプターは、本体からの操作ができなくなるので、本体側の絞りは開放になり、入ってくる光をいじれない。でもKIPONのアダプターは絞り操作ができるらしい。

(中央部にきれいな円形に絞る虹彩がある。これが真円だと美しいヒカリボケになる。)

早速、ネットで情報集め。中国製のため、個体差があってガタガタする作りもあるとのことで、初期不良の交換も考えて、正規代理店から購入する。価格も安いし。

KIPON正規代理店 焦点工房

注文すると、翌日には届いた。おまけのストラップやらレンズ外した後の保護カバーまで付属されてきた。全然、良い対応。(これは代理店がオマケしてくれていると考えていいのかな?)

取り付けるのは、シグマの85mm F1.4。写りは良いレンズです。外でテスト撮影するので、5千円程度の格安NDフィルターを付ける。(シャッタースピードや絞りでは明るさを調整したくないので。)

さささーっとさっそく合体!本体が小さいので、レンズがデカい!まあ、このレンズが、もともとデカ過ぎでかなり重いんだけど。。。

(アダプターの装着は誰にでも簡単に出来ます。けれども、外すときに困る方は多いようです。私も悩みました。普通、ポッチを押すと思うじゃないですか?違ったのです。横に動かすのです。ちなみに、マニュアルは付属してないので、ネットで調べました。。。。)

で、テスト撮影開始。「おおおお!!マイクロフォーサーズのGH2が、いい感じでボケている。ピントがカミソリ状態で、5Dmk2と同じ感じじゃないー!!コレ使える!!

で撮影した紫陽花オリジナル画像がコレです。安物のNDフィルターのおかげで、なんとなく茶色っぽいです。カメラ側のホワイトバランスをカスタマイズする必要があります。(そのまま、カラコレすると一番上の画像になります。グレイン足したり、いろいろ加工しちゃってますが。「教室」のロマンテックヲカマ感覚で加工しています。)ネット調べだと、ほとんどのNDフィルターはアンバー系の絵になるようです。ひどいものだと夕方になっちゃうんだとか。

赤系って映像が苦手な色ですよね。
http://hiroshisaito.net/blog/2011/12/gh2-chroma-fix.html

それと一番問題だったのは、実は「手触れ問題」でした。シグマには手ぶれ補正がついてません。しかも中望遠。かなりキツイテスト撮影でした。そりゃ普通は三脚使うんでしょうけど。

さて、ここで、いよいよ前振り(汗)が終わって本題なんですが、

手振れを抑えるにしても、三脚を使うのか?スタビライザー系を使うのか?クレーンを使うのか?スライダーやドリーを使うのか??少し手振れを残したいなら、一脚?
レンズに手振れ補正レンズを使うかどうかも有ります。(GH2本体には、手振れ補正がないので。。)

レンズの揺れを映画でどう見せるのか抑えるのか、それとも… と考えなければなりません。

そうこれは映画のためのテスト撮影なんです。撮影自体が演出に含まれます。手振れが有るか無いかでニュアンスも何もかもが変わるのです。映画の構成を考えるべきです。質感を吟味すべきなのです。

「教室」では、特機を使います。スライダーとクレーンは必須です。必要なシーンがあるからです。このシーンはこう撮らなきゃダメっていうイメージが有るのです。しかし、それ以外のシーンで、実はまだ迷っています。寓話性をどこまで演出するかで、手振れを取り入れる度合いが決まるのですが、まだそこを悩んでいます。

とりあえずは、テスト撮影を繰り返し、人物を撮影したりして、どのようにシーンを組み立てていくかを熟考したいと思います。手振れ有りと手振れナシを繋げていいのか?違和感を抑えるために、被写界深度系のボケ映像を挟み込むべきなのか?(手振れは2次元揺れ、ボケ操作は3次元揺れという感じで、自分は捉えています。)などなど。

レンズは難しいですね。。。。。汗

 
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投稿者: : 2012年7月2日 投稿先 機材

 

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