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月別アーカイブ: 7月 2012

DSLR rig の結論

DSLR rigと検索すると、もう大変な画像の洪水だ。カメラを合体マシーンとして扱う恍惚感。あれも便利、これもカッコイイ。気がつくと現場で自己満足状態。思い直して、ZACUTOやREDROCKやedelkroneも漁ってみる。確かに楽しい。ラジコンやプラモデルの子供心を取り戻したりもする。3年くらい、そんな生活をしていた。で、脚本が完成し、カメラをGH2に決定し、再考する。本当に、これらのガジェットは必要か?

結論から言うと、

「自分には、映画というゴールがあり、どのシーンに、どのrigが必要か?そこだけを考えるべし。」

と言う事になる。変態リグを作って満足したらイケないのだ。それがゴールではないのだから。映像テストを撮って満足してもイケない。それもゴールではない。ゴールは作品を完成させること。(かなり当たり前)

で、脚本を元に考えてみると、なんとなくだけど、「教室」は時代劇のカメラワークだと、ふと思いつく。三脚(一脚も含む)撮影が基本で、たまに被写界深度浅い固定、手持ちもそこまで動かさない。クレーンやスライダーも少し使う。要は、「画角で勝負」みたいな感じ。流行りのドキュメンタリー要素は無くそうと思う。三脚撮影となると、ローリングシャッター問題も解決。手振れ問題も解決。その代わり、照明をすごくがんばらないと、淡々とした感じを出しかねない。「教室」はロマンテックな絵とエゲつない非道さを持ちあわせてなければならないと思う。

で、こんなになりました。

いくつか問題も起きました。

モニターはエーディーテクノさんのモニターを購入しました。これまで試用してきて、5型モニターだと今イチピントの山が掴めなくて、9型だと重すぎました。7型が丁度いいように思います。このモニターは、5Dmk2用に購入していたもので、今はもっといいモニターも有りますね。

で、このモニターには、三脚穴が3箇所空いているのですが、全てネジ切りが上手くいっていなくて、結局は交換してもらいました。(すぐ交換でサポートは好感触)。

HDMIケーブルは、またエーディテクノさんのカールコード採用ケーブルを購入しましたが、これは大失敗作だと思いました。

カールコードは太くて重くて、しかも延びません。カールコードなのに、ビヨーンとしなくて、大きいだけでした。しかも、コード自体の重みのために、カメラ側に接続するミニHDMI部分が、ポキッと折れちゃいました。何のために買ったんだろう。全然、使えませんでした。

結局、GtecさんのSK-HDMI035を購入し直しました。このコードは細くて30cmしか長さがないので便利です。しかも、とても軽い。取扱いや楽なのが、コード選びには重要だと思いました。(ただ、コードの安全を考えると、コネクターの負荷が高いので、更にL字の変換コネクターをかませるとイイのかなと思います。)

モニターをエツミのL型プラケットに取り付けることにしました。ちょうどいいネジがヨドバシカメラやアマゾンで見つからないので、島忠ホームセンターに行って1/4ネジを購入しました。これにワッシャーを挟みこんでみました。やや長いネジでしたが、モニター側の穴が深くて調度良かったと思います。GH2の上部のアクセサリーシューにモニターを付けられる方も多いとは思いますが、衝撃でモニターが落下したり、シューが破損するリスクが高いと思います。かと言って、カメラ覆うリグというのも、なにか、「結局はrigりたいんでしょ?楽しみたいんでしょー??」と反発する心の声も聞こえてきます。ここは心を鬼にして、エツミの単純なプラケットでガマンします。。。。



今日のレンズは、サムヤンです。韓国のレンズで、格安なのにとても性能のよいレンズです。(難点は重い、大きいし、MFです。絞りは手動リングで便利。)三脚撮影なので、重いレンズでも大丈夫になりました。先日、購入したKIPONアダプターを使えば、手持ちのEFレンズが使えるので助かっています。今、持っているのは、35mmF1.4ですが、最近、24mmF1.4も発売(日本では未発売)になったみたいで、多分、購入しちゃうでしょう。。。

 
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投稿者: : 2012年7月12日 投稿先 機材

 

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映画のテスト映像

映画を作る前に、映像の質感や使用する音楽との相性をチェックしなければならない。先日、GH2の被写界深度を浅くするために、KIPONちゃんを購入して、シグマの85mmF1.4を付けたけど、扱いにくかったので、今回はキヤノン50mmF1.4を付けてみた。前回の手振れ問題(少し手振れすると、ローリングシャッター問題も発生)もあったので、今回は安い三脚に固定してある。

目標は紫陽花撮影。映画「教室」では四季を通じてのドラマで、四季の花も撮影しておく必要があるからです。紫陽花もう枯れ始めてて探すのが大変でした。

で、例のごとく、AEを16ビットに変更して、カラコレ。ゴリラグレインも追加しています。

2月に収録したイントゥルティナを、映像に当ててみました。うーん、しっとりしてて好き。どんどん、テストします。人間もどんどん撮ります。マイクもRODEのいいやつ買ってあるし、アツデンワイヤレスマイクも買ってあるので、テストしながら、スタッフ希望者を訓練していかなきゃと思っています。楽しいわ!映画!!

GH2のハックにはGOLGOP3-13-MAX_EX_standard_BETA6の24Pを使っています。GH2は、5万円くらいで購入できるので、貧乏映像作家には、絶対武器にすべきカメラです!!明らかに5Dmk2以上のプロ機材並の実力です。ハックに関しては、カスタムファームのお勉強で日夜研究が続けられています。すごいです。

 
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投稿者: : 2012年7月6日 投稿先 テスト映像, 音楽

 

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レンズは何を揃えるべきか?

撮影カメラをハック済GH2に決めてから、いろいろ調べているのだが、被写界深度を浅くしたい明るいレンズが豊富ではないマイクロフォーサーズ規格以外でもいいんじゃないだろうかと思った。自分は、もともとは仕事でCanonなので、EFレンズがいくつか手元にあるのだ。その中でも明るいのは、シグマの85mm F1.4とCanon50mm F1.4である。マイクロフォーサーズ規格の明るいフォクトレンダー単焦点や、最近出たばかりのXレンズF2.8あたりを検討してはいるが、その前に使い慣れたレンズで試してみよう。で、そのままではEFレンズはGH2に取り付けられないので、どのマウントアダプターを買うか調べる。マウントアダプターは、本体からの操作ができなくなるので、本体側の絞りは開放になり、入ってくる光をいじれない。でもKIPONのアダプターは絞り操作ができるらしい。

(中央部にきれいな円形に絞る虹彩がある。これが真円だと美しいヒカリボケになる。)

早速、ネットで情報集め。中国製のため、個体差があってガタガタする作りもあるとのことで、初期不良の交換も考えて、正規代理店から購入する。価格も安いし。

KIPON正規代理店 焦点工房

注文すると、翌日には届いた。おまけのストラップやらレンズ外した後の保護カバーまで付属されてきた。全然、良い対応。(これは代理店がオマケしてくれていると考えていいのかな?)

取り付けるのは、シグマの85mm F1.4。写りは良いレンズです。外でテスト撮影するので、5千円程度の格安NDフィルターを付ける。(シャッタースピードや絞りでは明るさを調整したくないので。)

さささーっとさっそく合体!本体が小さいので、レンズがデカい!まあ、このレンズが、もともとデカ過ぎでかなり重いんだけど。。。

(アダプターの装着は誰にでも簡単に出来ます。けれども、外すときに困る方は多いようです。私も悩みました。普通、ポッチを押すと思うじゃないですか?違ったのです。横に動かすのです。ちなみに、マニュアルは付属してないので、ネットで調べました。。。。)

で、テスト撮影開始。「おおおお!!マイクロフォーサーズのGH2が、いい感じでボケている。ピントがカミソリ状態で、5Dmk2と同じ感じじゃないー!!コレ使える!!

で撮影した紫陽花オリジナル画像がコレです。安物のNDフィルターのおかげで、なんとなく茶色っぽいです。カメラ側のホワイトバランスをカスタマイズする必要があります。(そのまま、カラコレすると一番上の画像になります。グレイン足したり、いろいろ加工しちゃってますが。「教室」のロマンテックヲカマ感覚で加工しています。)ネット調べだと、ほとんどのNDフィルターはアンバー系の絵になるようです。ひどいものだと夕方になっちゃうんだとか。

赤系って映像が苦手な色ですよね。
http://hiroshisaito.net/blog/2011/12/gh2-chroma-fix.html

それと一番問題だったのは、実は「手触れ問題」でした。シグマには手ぶれ補正がついてません。しかも中望遠。かなりキツイテスト撮影でした。そりゃ普通は三脚使うんでしょうけど。

さて、ここで、いよいよ前振り(汗)が終わって本題なんですが、

手振れを抑えるにしても、三脚を使うのか?スタビライザー系を使うのか?クレーンを使うのか?スライダーやドリーを使うのか??少し手振れを残したいなら、一脚?
レンズに手振れ補正レンズを使うかどうかも有ります。(GH2本体には、手振れ補正がないので。。)

レンズの揺れを映画でどう見せるのか抑えるのか、それとも… と考えなければなりません。

そうこれは映画のためのテスト撮影なんです。撮影自体が演出に含まれます。手振れが有るか無いかでニュアンスも何もかもが変わるのです。映画の構成を考えるべきです。質感を吟味すべきなのです。

「教室」では、特機を使います。スライダーとクレーンは必須です。必要なシーンがあるからです。このシーンはこう撮らなきゃダメっていうイメージが有るのです。しかし、それ以外のシーンで、実はまだ迷っています。寓話性をどこまで演出するかで、手振れを取り入れる度合いが決まるのですが、まだそこを悩んでいます。

とりあえずは、テスト撮影を繰り返し、人物を撮影したりして、どのようにシーンを組み立てていくかを熟考したいと思います。手振れ有りと手振れナシを繋げていいのか?違和感を抑えるために、被写界深度系のボケ映像を挟み込むべきなのか?(手振れは2次元揺れ、ボケ操作は3次元揺れという感じで、自分は捉えています。)などなど。

レンズは難しいですね。。。。。汗

 
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投稿者: : 2012年7月2日 投稿先 機材

 

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