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役者との面談スタート

15 1月

kokohabi

先日、役者候補の方と、脚本の読み合わせをした。フェイスブックを見てくれた方から紹介いただいた役者さんで、フェイスブックが映画製作の人脈の要になっているというのは、現代的というか面白い展開だと思う。様々な才能の方といろんな出会い方をするのはスリリングで、映画って人との出会いから組み立てられていくんだなと実感した。

さて、来られらのは、サトル役候補の方。ウチの事務所に招き、読み合わせというよりは、即席ワークショップみたいな感じで始めた。実際に、生の人間が台詞をしゃべると、脚本に、また違ったニュアンスも出てくるし、いくらでもシーンの解釈が生まれるなと思う。解釈の取捨選択をするのが、ディレクションの醍醐味だと納得した。

役者は、その役になろうといろんな方法でアプローチというものをする。自分に近づける方法、思い込みを利用する方法、自分の中に要素を見つける方法、いろんなアプローチがある。正解はなし。短い時間で、自分なりのアプローチを見つける方法は、数人でオーディションをする方法があると思う。自分と違うアプローチを体感すると、自分の限界、好み、範疇を理解する。しかし、そこを乗り越えさせる事が、ディレクションする者の役割だ。どなったり、役を入れ替えたり、ほめたり、会話術、心理学、経験したこと、妄想、あらゆる方法で、その場にいる者の予想を超えた結果を導かねばならない。

そういうものを「演出」と呼ぶのだろう。それは奇跡を起こそうとする作業だと思う。映画に神がかり的な、霊的な、高尚な、何かを記録するのは大変だ。

「嗚呼、自分は、今回の映画で奇跡を起こしたかったのか!!」と実感。面白いが大変なチャレンジだと思う。シナリオ的には、映画の神様を下ろす仕掛けは完成している。あとは、そこに、サトル役の役者が立つだけだ。

カメラをどう構成するのかも、いろいろ試行錯誤が必要に感じた。役者の演技の質感をどう切り取るのか?いろいろ考えさせられた一日でした。

 
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投稿者: : 2013年1月15日 投稿先 進行, 役者

 

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