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GH2のレンズ構成考察

09 2月

IMG_0926

今回の現場では、GH2ハックカメラを3台使う。役者をどう取り囲むか?を決めていかなければならない。照明との関係やロケ先の制約もあるので、現場に即した配置をしていかなければならない。

ZACUTOのカメラテストで、GH2が勝利したのは、照明の配置(PDF)とも言われている。そんな重要な照明配置にも配慮して、現場でカメラ配置をどう決めるのか?そして、どのカメラにどのスタッフを付けるのか?マニュアルレンズの得意なスタッフも居るだろうし、役者を追いかけるのが上手なスタッフも居るだろう。ただ、GH2を触るのが初めてのスタッフが多いと思うので、その特性理解も含めて、練習あるのみ!!だと思っている。

などと考えていると、今、手元にあるレンズは焦点距離、リングの硬さ、そして露出などバラバラであるので、それらを上手に運営するのも大変だなと思う。まずは手元にあるレンズをリストアップ。レンズマウント自体違うのでアダプターを介して焦点距離が変わったりするので、一応、35mm換算も添えておく。F2.8以下の暗いレンズは対象外。つまり使わない。

暗いレンズを使わないということは、被写界深度の浅い映画になるということになる。具体的には、映画「ブルーバレンタイン」の映像に近い傾向。リアルでシリアスなドラマ部分を広角で被写界深度の深い映像にすると、ビデオっぽさが出て、よりリアルになるのだが、今回はリアル過ぎるのを回避したい。対極にあるオペラ映像との関係もあるのだが、美意識を前面に出しつつ、ドラマ部分を創りあげたいのである。この部分は、数年考え抜いて、そういうイメージに固まった。撮影部に立候補されたい方は、「ブルバレ」をご覧になると、打ち合わせが早いと思う。

さてレンズリストは以下のとおり。

広角は2つ
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(35mm換算 24-70mm F2.8)
パナソニックLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.

(35mm換算 35mm F0.95)
コシナフォクトレンダー NOKTON 17.5mm F0.95
———————————————————-

 

標準は1つ
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(35mm換算 60mm F1.4)
サムヤン35mm F1.4 Aspherical IF
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望遠は2つ
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(35mm換算 100mm F1.4)
キヤノンEF50mm F1.4 USM

(35mm換算 170mm F1.4)
シグマ85mm F1.4 EX DG HSM
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偶然とは言え、標準が少なく、広角と望遠に集中している。もともと今回の映画は標準はそんなに要らないと思っていたので。

ただし、いろいろと性質が違う。

1:手振れ補正、オートフォーカスが有るのは、パナレンズのみ。ただし暗いF2.8である。

2:シグマは強烈に大きなレンズで重すぎる。

3:レンズに絞りリングが付いているのは、サムヤンとコシナ。

4:KIPONアダプターに絞りリングが付いているのは、シグマとキヤノン。

5:絞りリングがないが、パナは本体で露出を絞れる。

6:ピントリングの向きは全て同じ「左へ回すと無限遠」である。

7:ちゃんとしたマクロレンズがない。コシナがややマクロっぽいけど。

8:フィルター径が2グループ。58mmはパナ、コシナ、キヤノン。77mmがサムヤン、シグマ。

まあF2.8でも暗いレンズというのがミソ。広角はピント合わせが一番難しいので、パナのマニュアルフォーカスアシスタントを使ったり、オートフォーカス使ったりして合わせれば、操作は一番楽かも。唯一ズームもできる。フィルター径が2グループなのは、NDフィルター管理が楽になる。ピントリングも同じレンズばかりで良かったと思う。

すべてのカメラは一脚で撮影する予定。これは、微妙な手ブレ感を残したかったのと、ピント合わせの際に起きる回転操作ブレを抑制したかったから。一脚には、パン棒の付いた雲台を取り付ける予定。ただし、広角レンズの時は、パンはやらないつもり。望遠で役者のアップを撮影している場合にはパンはOKにする。あとは液晶モニターを付けるかどうか?これはスタッフに任意でと思う。ピン合わせをする時に、どうしたいか?それは練習で決めていきたい。一脚なので取り付けても重量バランスには問題ないが、気が散る場合があり、やってみないと分からない類だろう。

 

(今後の課題)
マクロレンズ、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroは必要か?

最大の課題は、撮影部が一人も居ないという事態である。いやはや困った。是非、やる気のある方、応募お願いします。

 
2件のコメント

投稿者: : 2013年2月9日 投稿先 進行, 機材

 

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GH2のレンズ構成考察」への2件のフィードバック

  1. Atsushi Yokota

    2013年6月5日 at 16:38

    サムヤン35mm F1.4 Aspherical IFは、標準レンズとしては、やや長めで動画的に良さそうですね!
    私としては、手振れ補正、オートフォーカスを優先させて、LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH(ttp://kakaku.com/item/K0000261399/)あたりを推薦しますが、如何でしょう?
    実は、このレンズ、星景写真に使うとかなりの優れもの(天文ガイド2013年5月号p.104)らしいのですが、動画でもかなり「買い」なレンズでは?と期待しています。
    明るさ優先なら、コシナフォクトレンダー NOKTON 25mm F0.95も「あり」でしょうが、広角の17.5mmもF0.95なので、予算的に厳しいのでは・・・と要らぬ心配をしてしまいました・・・orz

     
    • shirakawakoji

      2013年6月6日 at 20:56

      映画的には、シグマ85mmF1.4が今のところよい感じです。170mmになりますが、望遠の持ち味が、今回の映画には適しているようです。予算的には、サムヤンの85mmF1.4を買い足しても良いのかなと思っています。

       

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