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月別アーカイブ: 12月 2016

ローグワン ネタバレ考察

いくつかの考察をメモしておきます。皆さんの理解のお役に立てれば。

1 冒頭のいつもの文字が宇宙空間を流れない理由。

この話は、記録の残っていない話だからです。スターウォーズはそもそも昔話なのです。今回は、記録にも歴史に残っていない無名のレジスタンスの話ですよ。ということです。

2 アジア人の登場させる意味。

中国では、スターウォーズ興行成績が悪いです。それはスターウォーズ4が当時劇場公開されていないからです。その為に、今回のスピンオフ企画が立ち上がっています。

3 黒いトルーパー。

ダースベイダー黒とストームトルーパー白の対比を逆転させています。司令官白とトルーパー黒。司令官衣装はナチス式でした。

4 ジンの生い立ちがレイに似ている。

レイはフォース使いで歴史に名を残します。今回は、ただの人間で、歴史にも名前を残しません。その対比設定の為です。

5 ソウ・ゲレラ役立たず。

反乱軍はまだ組織化されていません。それを説明したかったのでしょうが、全くもってカットされるべきエピソードとキャラでした。ソウのような暗躍する反乱軍は、ジンがすべきことで、信念のあるキャラとしてジンを描くべきでした。エピソード5でも、帝国軍に寝返る国あったように戦争は混乱するのです。そしてその混乱をまとめるのが、モン・モスマのような政治家で、エピソード6では幅を利かせてましたね。モンがのし上がっていくのが伏線であるのです。

6 デススターは巨大なライトセーバーだった。

ライトセーバーの原料はクリスタルで青白い光を放つ。それがジェダイの色。シスのライトセーバーは人工クリスタルなので赤い色。今回は、天然のクリスタル鉱山まで出てきました。クリスタルをデススターに使っているのは驚きの設定でした。気持ち的には、デススターのクリスタルも赤い色が合っている様に思います。細かい設定ではクリスタルの種類は違うようですが、クリスタルはクリスタルです。

7 キャシアンが博士を射たないのは心理展開上で理解出来るが、何故、もっと射撃するべき司令官を射たない?

彼は、それが司令官と分からなかったのです。司令官だと分かれば、すぐに射つのですが、スコープからでは、偉そうな白い服のおっさんとしか理解出来ませんでした。観客には、それが司令官だと分かるので、おいおい早く射てよと思わせます。そのズレが、このシーンの脚本のツメの甘さです。登場人物の行動と観客の心理を同一にしておかないと。客観的視点はこのSWには不要です。緻密な知能戦ではないのです。(むしろ低能です。)

8 チアルートを強くするべきではなかった。

盲目の男が、戦場で弾に当たる事無く歩いていくというシーンを描きたいのは分かりますが、ジェダイやフォースを宗教のように信じる僧侶を強い棒術使いにもしちゃった事で、あの僧侶はジェダイ?信じればフォースも会得出来るの?みたいになってしまっています。戦術のみに強い頭脳派の僧侶にしとけば、ジェダイなのかしらという混乱は無かったのです。「フォース?魔法か?と言う棒術使いの強い男が、弾に当たらず歩いたフォースを盲信する友を目の当たりにして、少しはフォースを信じる様になったイイ話。」という設定と展開にしておけば良かったのです。盲目設定もなしで、ただ単に、フォースを盲信しているので、眼を閉じて歩いていったという展開が最適です。おい眼を開けろよ!バカ!ん?なんで?あれ弾に当たらねーじゃん!!という感じかな。ここでも脚本の単純化をして、キャラの役割分担を詰めておけば良かったのですが、残念です。

9 脱出する気まんまん作戦がいつの間に変わったの?

パイロットを宇宙船に残して脱出はお前に掛かってると言いつつ、最後は海岸線の見晴らしの良い所で死亡する2人。あんたらパイロットやらみんなが死んだのいつ知ったの?脚本変更して撮り直したのは分かるけど、整合性もどこかへ。ソウの時にデススターの破壊力出しちゃってるから、このシーンはもう観たよ感。ソウごと削除して、ここで初めてデススター破壊力をみせるべきよね。残念です。

 
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投稿者: : 2016年12月18日 投稿先 映画レビュー

 

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ローグワン ひどい(ネタバレ)

スターウォーズを小学生から観て来たので、フォースと共に人生を歩んできましたが、ローグワンは撮り直しが多く脚本もめちゃくちゃで、かなり混乱している作品でした。スターウォーズと言えども監督の失敗がここまで影響するとは残念です。

はじめに言っておきますが、ラストの10分は完璧です。スターウォーズ史上最大の興奮があります。小学生の頃のあの冒頭の興奮と完璧につながります。レイアの微妙なブスっぷり。このお嬢様のブス力は悲劇をコメディに変えてしまう強さを持っています。希望とは、この悲壮な物語の転換をしてしまう無知のお姫さまキャラ登場だと思います。ジンの悲壮感とは大違いで救いです。(この見事なラストだけは映画史に残すべき。あとは忘れたい。。。)

そのラスト10分を除くと、あまりにもひどい脚本です。最近の観客はラストさえ良ければ、全て良かったという観客が多いので、そこに甘えているとしか言えません。このラストをカットしちゃうと、絶対にブーイング作品です。

まずは、生い立ち描写。悲劇にしたいが為の母親の無能っぷり。少女の悲壮感。父親が悪者ではないかという疑念をもっと抱かせても良いのに、善人確定描写。これでは、意外性も無く、家族は信頼するべきだという価値観に寄り添いすぎる展開も見え透いてしまい、後半に活かせません。

そして成長したジンは最初から囚人で何もしていない。救いに来た反乱軍の言う通りに、行動します。これもいただけない。ワクワクさせません。ここは、名前を変えて、反乱軍のひどい仕事をしてきたスパイとして登場させるべきです。そして、娘こそが、デススターの開発者である父親を抹殺する秘密の指令を受けるべきです。でないと、映画の中での主人公の葛藤や、選択、そして行動に、観客が引き込まれません。こういう選択して行動する女主人公こそ、スターウォーズには必要です。反乱軍のお使いで父親に会いにいくなんて最低。(←自分で探す行動力も無い。。。)父親を狙撃しようとしてやめたサブキャラの選択だけが光ってしまいました。このジンはすぐにその男にも同調してしまいます。はあ。。。。反乱軍に偉そうに演説しましたが、お前が言う?

そして無計画な設計図奪還作戦。みんなアホです。スターウォーズの軍事計画っていつもしっかりしているものではありませんが、それは最後に成功するから許されるんです。こんな全員死亡の無計画作戦で観客を感動だけさせようとするなんて。隕石群に突入して全員死亡させるハンソロ的な物語だったのでした。(成功しないとダメなんですおー。失敗するのが前提ならもっと覚悟を。)

そして、興ざめのサーバセンター。設計図のデータが大きいという説明。巨大アンテナで送信する?ハードディスクのような箱。でも送信後は小さくなり、最後はR2D2のメモリーに入るんですよね?だんだんと、データが小さくなる。そこに無計画に突入するという、ちょっと意味の分からない展開。命をかけるべき作戦でない前提。さらにおいうちをかけるように、ケーブルが足りないとか、マスタースイッチを押さなきゃとか。あたま大丈夫?

結局、能天気キャラが成功するでも無く、知的な展開も無く、少し程度の低い人々が死んでいくのを見せられただけでした。

ラストの完璧な展開は本当に素晴らしい。だからこそ、命を落とした人々には、その必然が欲しかった。運命を呪いながら、決断し成長し、命を落とす(活力も知力もある若い設定の)ヒロインが必要だった。こんな言われるままに行動し、さして自分では発見的な自分の人生も開拓していないヒロインがどうなろうと勝手にどうぞです。

小ネタは楽しめましたが、それだけの作品でした。もっと大切な物語をきちんとするべきでした。

 
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投稿者: : 2016年12月18日 投稿先 映画レビュー

 

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