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花が散る

「教室」脚本のダウンロード公開中。
https://poetryfilm.wordpress.com/kyakuhon/(ダウンロードページ)

私の母は、美しいものが好きで、お金のある家ではありませんでしたが、よく花瓶に花を活けていました。書道や日本舞踊も好きで、師範免許も持っているほどです。いつも理知的で、私にとても影響を与えました。私は、2月に帰省しようとしていたのですが、顔の半分が動かなくなり、入院をしなければなりませんでした。その期間に、母が片足が腫れる病気になり、母も強制入院しました。足は2倍にも膨れたそうです。ようやく、私は、4月に帰省したのですが、もう母の姿はありませんでした。

母は、変わってしまいました。おばあさんの顔になり、行動もおかしいのです。父が掃除機をかけると、家の中を逃げ惑いました。掃除機の音が怖いと言い、わざと私を苦しめるために掃除をするのだと、家の中を走り、おおげさに体を丸くして震えていました。私は母に言いました。「掃除機におびえて、そんな行動をするのは変だと思わない?掃除しなきゃいけない時は、ベランダに逃げるとかして、掃除をしやすくさせなきゃね。」と。

母は、入院の時の話もします。お医者さん達は、私を実験台のように、問答無用で手術したのだと言うのです。そんな時は「問答無用に、すぐに手術してくれて良かったね。静脈瘤は時間との勝負だから、まな板の鯉にしてくれて良かったよ。感謝しないとね。」と答えます。価値観をさりげなく転換させようと私も必死でした。

母の足の静脈瘤の血栓が脳に到達しているのではないかとさえ思いました。人格の変貌は、とてもキツイ状態です。自衛隊あがりで家庭を顧みなかった父親は、しずかに母の面倒を見ています。一緒にオフロに入ったり、一緒の布団で寝たりしています。私には、父親の愛情を感じることがなかったので、この父親の行動には、とても感激しました。その父も、人工透析に通うようになり、両親らは、「もうすぐ居なくなること」を子供たちに伝えます。私の一家は、精神疾患の家族です。兄弟はすべて精神を病んでいます。私自身は、家族を捨て東京に逃げ、映画製作に没頭しましたが、最近は、とてもウツが辛い状態です。精神病をなんとかモノ作ることに、差し替えてきましたが、かなり追いつめられています。

「教室」の脚本自体が、私そのものののようです。花が散るのは仕方のないことですが、私の花は「教室」をきちんと映画にすることだと思っています。私にしか見えていない花も、きちんとした解釈で映像にしたいのです。

ここまで、映画に生かされ、映画に殺されるとは思いませんでしたが、私は、映画を作ることに逃げ込んだのですから、映画で落とし前をつけようとするのは自然の流れです。

 
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投稿者: : 2012年6月25日 投稿先 雑談

 

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「教室」脚本のダウンロード公開

本日、「教室」脚本のダウンロード公開を始めました。プロデューサー募集をする為です。
http://t.co/4Q3CrqrA

最近のインディペンデント映画は、変わりつつ有ります。8ミリフィルムやDVで作っていた自主映画とは、大きく変わろうとしています。個人でも4K映画や無圧縮RAW映画を作れる時代です。機材に関して言えば、もうプロも自主も変わらなくなっています。低コストで、どんどん映画を作れる時代です。そうなると、くだらない映画も増えるでしょうが、次第に淘汰されると思います。

低コストで作れる時代だからこそ、一番ヒットするのは、誰も観たことがない力強い作品力を持つ映画です。テレビの延長、漫画の映画化に明け暮れている大手には、そのまま頑張ってもらって、低コスト現場では、それらとは一線を引いた「きちんとした映画」を見せていくべきだと思います。大手が作れない映画「残虐性」「非倫理的」「不道徳的」「重圧なテーマ」「衝撃的なドキュメンタリー」「個人の思いの強いテーマ」そんな切り口の映画を大量に作っていける時代なのだと思います。

大手からハミ出している志の高いプロデューサーには、そんなインディペンデント魂を持つ映画の現場を、牽引していただきたいと思います。

http://t.co/4Q3CrqrA

是非「教室」を成功させて下さい。誰も観たことがない力強い作品力を持つ映画です。

 
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投稿者: : 2012年6月1日 投稿先 進行

 

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