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タグ別アーカイブ: ラフマニノフ

オペラチーム解散なり!

一昨日、収録したラフマニノフ「ヴォカリーズ」です。映画「ようこそ、美の教室へ」の主題曲となります。映画中は、ソプラノなしのピアノ曲が様々なアレンジで登場する予定で、ソプラノ入りは最後を飾る曲となります。

「ヴォカリーズ」とは(wikiより)

    母音「アー」で歌われる溜め息のような旋律と、淡々と和音と対旋律とを奏でていくピアノの伴奏が印象的である。ヴォカリーズの性質上、歌詞はない。ロシア語の制約を受けないためもあって、ラフマニノフの数多ある歌曲の中でも、最も人口に膾炙した1曲となっている。また、さまざまな編成による器楽曲としても広く演奏されている。ロシア音楽に共通の愁いを含んだ調べは、この作品においては、バロック音楽の特色である「紡ぎ出し動機」の手法によっており、短い動機の畳み掛けによって息の長い旋律が導き出されている。鍵盤楽器による伴奏が、もっぱら和音の連打に徹しながら、時おり対旋律を奏でて、瞬間的なポリフォニーをつくり出しているのも、初期バロックのモノディ様式を思わせる。旋律の紡ぎ出し部分は、ラフマニノフが愛したグレゴリオ聖歌《怒りの日》の歌い出し部分の借用にほかならない。また、拍子の変更こそ散見されるものの、(ロシア五人組の特徴である)不協和音や旋法の多用を斥けて、古典的な明晰な調性感によっている。西欧的な手法や素材を用いながらも民族的な表現を可能たらしめているところに、ラフマニノフの面目躍如を見て取ることが出来る。

今回のオペラ収録を最後にオペラチームは解散になりました。約1年掛かりましたが、合計7曲のオペラを収録できました。右メニューのカテゴリーで「音楽」を選ぶと、全部聴けますよ。オペラチームは、東京音大をメインに5人チームでした。彼等の協力で、とても良い収録だったと思います。目の前で、音楽が作られていく、目の前でオペラを間近に感じられるという、贅沢な時間でした。とても貴重で幸せでした。

ti-mu

映画の準備しながら、また聴き込もうと思います。映画の世界観が伝わればいいなと思います。シナリオだけだと、すごーーーく殺伐としているので。汗。スタッフになる方々に、まず聴いてもらおうと思います。

本作「ようこそ、美の教室へ」は、詩の教室をめぐる性欲と死の映画になります。シリアスで過酷で甘美な世界観で、これまでになかった日本映画を目指します。。音楽収録は終わりましたが、映画の準備はこれからで本格化しています。今、超忙しいです。オペラの衣装やらロケハンやら役者さんとのワークショップやらドタバタしています。今年、クランクイン出来るよう頑張りますので、オペラチームの皆さん、暖かく見守っててください。

本当に有難う御座いました!お疲れさまでした!!!!

 
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投稿者: : 2013年1月15日 投稿先 音楽

 

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私達こそ「繰り返し」そのもの

「教室」脚本のダウンロード公開中。
http://t.co/4Q3CrqrA

「教室」では、多くの繰り返し描写が起きる。セリフだったり、シチュエーションだったり、傷だったり、差し込む光だったり、気が付かない細かな繰り返しも多数起きる。繰り返しとは、私達の事である。

死への恐怖も、生への希望も、全ては、繰り返しの中へ帰っていく。子供へとつながる命や、自殺が止まらないこと、毎日の生活、何度も体験する葬式、過去に死んだ膨大な人間たち、すべて繰り返しへと帰るのだ。

その繰り返しは、聖なるモノのような気さえ起こし、映画の中では、神話性を紡ぎ出す。「教室」の中の多くの繰り返し描写に、何か崇高な輝きを感じてくれるのなら嬉しい。作者として本望である。

「教室」には、季節の変わり目にオペラを使う。季節も繰り返し効果を産み出す。そして劇中には、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」が演奏編成を変えて繰り返し流れる。曲自体も繰り返し構造を持っている。

脚本を書く人、映画を作る人、作り手の皆さんにも、繰り返しの持つ味付けや、効果、力を考えてもらいたいと思います。「教室」の脚本を配布しています。是非、お読みください。

「教室」脚本のダウンロード公開中。
http://t.co/4Q3CrqrA

 
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投稿者: : 2012年6月13日 投稿先 進行

 

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