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タグ別アーカイブ: 教室

私達こそ「繰り返し」そのもの

「教室」脚本のダウンロード公開中。
http://t.co/4Q3CrqrA

「教室」では、多くの繰り返し描写が起きる。セリフだったり、シチュエーションだったり、傷だったり、差し込む光だったり、気が付かない細かな繰り返しも多数起きる。繰り返しとは、私達の事である。

死への恐怖も、生への希望も、全ては、繰り返しの中へ帰っていく。子供へとつながる命や、自殺が止まらないこと、毎日の生活、何度も体験する葬式、過去に死んだ膨大な人間たち、すべて繰り返しへと帰るのだ。

その繰り返しは、聖なるモノのような気さえ起こし、映画の中では、神話性を紡ぎ出す。「教室」の中の多くの繰り返し描写に、何か崇高な輝きを感じてくれるのなら嬉しい。作者として本望である。

「教室」には、季節の変わり目にオペラを使う。季節も繰り返し効果を産み出す。そして劇中には、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」が演奏編成を変えて繰り返し流れる。曲自体も繰り返し構造を持っている。

脚本を書く人、映画を作る人、作り手の皆さんにも、繰り返しの持つ味付けや、効果、力を考えてもらいたいと思います。「教室」の脚本を配布しています。是非、お読みください。

「教室」脚本のダウンロード公開中。
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投稿者: : 2012年6月13日 投稿先 進行

 

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「教室」まもなく第三稿プロット完成。

手元に在った花が枯れ始めたので、映画の小道具に購入したばかりの蝶の標本と写真を撮ってみました。かなり、ヤリ過ぎなヲカマ美意識な写真ですが、今回の映画のテーマに沿う写真です。

少し、「教室」の内容にも触れますが、蝶の標本や花は、「美しいもの」が好きな主人公ミチルが、子供の頃から集めているものです。「美しいもの」に厳格なミチルは、少しでも枯れた花は、摘みとってしまいます。「花は、無様であってはならない。」

そんなミチルも病や老いに蝕まれ、業病の烙印を刻まれてしまいます…

私でしか描けない作品を、今、作ろうとしているのです。が、映画は、一人では出来ません。チームプレイです。多くの異種の才能が集まり、個人の力量を越えるべきです。それは、私の為ではなく、作品の為です。私たちは、確実に死にますが、そんなはかない私達でも、力を合わせて、決して衰えることのないモノが作れるのだと思います。

 

(近況報告)東京音大の子達とオペラの練習をしています。今は Carmina Burana – In Trutina を練習しています。毎日、シナリオ書いていますが、常に聴いているのは、ラフマニノフ ヴォカリーズ(Rachmaninoff, Vocalise)です。この曲は、今回の映画の基本テーマ曲です。常に繰り返し挿入されるでしょう。とてもロマンティックな曲ですが、破滅的な物語に、彩りを与えてくれます。母の調子が良くないです。手術をし、入院しています。精神のバランスを崩し、そのエッセンスも、この映画に盛り込み始めています。この映画は、どこをとっても私自身です。これまでの自作「意識さえずり」「ヒダリ調教」「獣の処刑」「ファスナーと乳房」「眠る右手を」「マチコのかたち」「SPICA」全ての要素も入っています。自分の奥底と対話して脚本を書くと、結局は、同じモノを描きます。傷だらけの手が出てきたり、母親の病、命の消える瞬間の誰にも知られることのない想い、心を閉ざす人、挑発、絶望などです。早く第三稿を描き上げて、才能のある方に協力を要請していかないとと思っています。

 
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投稿者: : 2012年3月27日 投稿先 進行

 

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