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タグ別アーカイブ: カラコレ

PrとAeのワークフロー考察

irosindo

CS6のアドビを試しているところです。今までのワークフローは

GH2で撮影したMTSを、5DtoRGBでProResHQに変換して、FCPで編集し、そのプロジェクトデータをAEに持って行き、色深度16bitでカラコレし、最終的にまたProResHQにAEから書き出していました。AEでカラコレしているのは、FCPは色深度が10bitまでなので、カラコレすると階調など破綻するからです。で、この方法で、テスト撮影などは上手くいっていました。出来も綺麗でした。

しかし、長尺の作品を作るのに、上記の行程は、ややこしすぎます。カラコレアプリも色々登場してきたので、なんとかしたいなと、プレミアCS6を試して解決できないかと試行錯誤を始めたところです。これなら、MTSをProResに変換しなくても、プレミアに読み込めますし、MTSのまま編集し、AECS6へはダイナミックリンクで、プロジェクトをそのまま持っていけるので、色深度16bitで使い慣れたAEを使い、そこで最終書き出しをProResにすればいいやと考えていました。この工程は、実験し可能でしたので、めでたしめでたしと思っていたのですが、妙な文章を見つけて、アレ?もしやと思っているのですが、、、、、

プレミアCS6は、そもそも、色深度8bitに固定されてなく、色深度16bit以上でカラコレ出来ちゃうんじゃないか?

というものです。もし、そうならプレミアCS6で編集し、そのまま、色深度を16bit以上にして、プレミアのエフェクトフィルターでカラコレしちゃえばいいのではないか?すごくシンプルだし、アプリを行ったり来たりしないし便利では?と思いました。マスクで細かくカラコレしないので、プレミアで完結するなら助かります。

プレミアの公式ヘルプにも以下のことが書いてあります。
(最大ビット数)色深度を 32 bpc まで最大化し、シーケンスで再生されたビデオを含めます。選択した圧縮形式が 1 種類の bit 数しかサポートしていない場合、このオプションは通常使用できません。8 bpc カラーで再生するシーケンス(Web ページや一部のプレゼンテーションソフトウェアでデスクトップ編集モードを使用している場合など)用に 8 bit(256 色)パレットを指定することもできます。プロジェクトに、Adobe Photoshop などのプログラムによって生成された高い bit 数のアセットが含まれる場合、「最大ビット数」を選択します。Premiere Pro は、エフェクトの処理やプレビューファイルの生成を行うときにこれらのアセットのすべての色情報を使用するようになります。

ダイナミックリンクでアフターエフェクツの色深度設定を16bitにしておくと、プレミアに戻した時に、16bitでレンダリングするという動的リンクが、プレミアシーケンスに適応されるっていう事実に、まずビックリ。

しかし、どうやらこれはダイナミックリンクに鍵があるようです。プレミアだけだと色深度は10bitが上限のようです。プレミアだけで完結する夢は残念ながら破れてしまいました。

で、結論。

今後は、私のワークフローとしては、以下の通りを構想中です。

PrでMTS編集 → AEにダイナミックリンク書き出し → 16bit色深度に設定してカラコレ → AEでProRes書き出してオシマイ

備考:AEでカラコレ作業中に少し編集修正したいなと思ったら、Prの編集シーケンスを修正すれば、ダイナミックリンクなので、すぐにAEに修正が反映される。(たぶん)

ダイナミックリンクの挙動がまだ今ひとつ分かりませんが、どんどんテスト重ねていこうと思います。ちょっと、途中で妄想が膨らんでしまったのですが、PrとAeをうまく使いこなして連携させなければと思います。

 
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投稿者: : 2013年1月10日 投稿先 編集

 

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マイク対決の行方

今回は、よく使われているブームマイク VS ワイヤレスマイク の対決です。

どちらも2年前くらいに購入したものです。ようやく日の目を見ます。。。アツデンのワイヤレスマイク325の方はもう販売していません。後継機種になっています。RODEのNTG3はまだ現役バリバリですね。小さいNTG1や乾電池駆動のNTG2も有りますが、やっぱり音質の良いのが欲しくてNTG3を買いました。後方の音も若干拾いやすいみたいなので注意しながら使おうのと思います。

で、結果から先に言うと、現場ではどちらも使おうと思います。お互いの音がバックアップになると思いますし。

ワイヤレスは全指向性なので、開放的な音ですね。ブームマイクは指向性が高いのでどんぴしゃりの音の時もありますが、向きによっては少し歪んだ音になりそうです。

ワイヤレスマイクは2個ありますので、会話のシーンには、役者2名につけて、どちらともレシーバーで受けようと思います。衣装の中にマイクを仕込んだりしなきゃいけないので、そういうテストもしなきゃなと思います。それとは別にブームオペレーターを用意して、ブームマイクの音声も収録します。ワイヤレスマイクは特にミキシングはしませんので、現場も少人数を維持できると思います。

音声の録音には、CanonのXF100を使用しました。CF収録カメラですごく静かです。マイクに給電できるキャノン端子も有ります。今回のテストにも使用しました。役者の口元も撮影して、GH2の映像との音合せにも使います。音声収録するものって、絶対カメラ付きが便利だと思います。最近は、そういうカメラ付音声収録機材も増えてきてますね。

役者2人でのシーンだと、今回のような動かない場合と大きく違います。そういう訓練もしたいです。徐々にスタッフ編成も始めます。

 
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投稿者: : 2012年7月21日 投稿先 機材

 

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