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カテゴリー別アーカイブ: 機材

マクロアダプターという選択

先日のマクロレンズ購入しようかと考えていたレンズ構成。はて、そういえば、キヤノンレンズの時はマクロアダプター買ったな。マイクロフォーサイズ用のマクロアダプターもあるんじゃないか?と探したらすぐに見つかりました。

で安いのですぐにポチッ。

マクロエクステンションチューブ(接写リング)

todokimashita

早速、テスト開始。まずは何も付けない状態でパシャ。

futuunozu-mu

いよいよ、実力を見せてやれ!マクロアダプター!!まずは基本からと思い、長さ調節は1を使ってみる。パシャッ。

a1

あれ、ピントが合わない。きっと長さ調整が1じゃダメなんだ。うんうん、じゃ2にしよう。パシャッ。

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そうだよね。ますますボケるはずよね。という事は3は全然ダメなはず。うーん、じゃ、長さ調節しなきゃイイのかしら。パシャッ。

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おお!ようやくピントが来ました。うんうん。安心しました。

nanimohasamazu

そこで、今度は、KIPONちゃんの再登場です。

2tusunoadaputa-

これでキヤノンレンズでマクロ出来るのか試してみようと思います。パシャッ!パシャッ!パシャッ!

50

35

おお良い感じ。アレ、もしかしたらKIPONちゃん自体が長い筒なんだし、どこまでマクロ出来るか試してみるべきだよね。パシャッ!

kiponのみ

アカン。長さが足りない。あ、そうだ、一番マクロっぽく寄れるNOKTONちゃんに、マクロアダプターって最高の出来になるんじゃないの??パシャッ!!

17.5

もともと寄れるレンズには合わないようです。。。。一番明るいレンズだったのに残念。

12-35

マクロアダプターのピント合わせ方は、基本的に、カメラを持っている自分自身が前後に動くしか有りません。それとこの安いアダプターは電子接点がないので、絞るにはレンズに絞りリングが付いているほうが便利みたいですが、でもマクロってボケ命なんだから、絞らずNDフィルターが必需品よね。

マクロレンズのいいところは、ピント合わせがレンズのピントリングで出来ること。接写もできるし、遠くも撮れる。やっぱり便利だよね。でも、数シーンを撮影するだけのためにマクロレンズを買うべきか?小道具や衣装やスタジオ代にまわすほうが「映画にとってはイイのではないか?」

とりあえずは、マクロアダプターでなんとかしようと思います。

備考:クローズアップフィルターは画質が低下するっていうけど、どうなんでしょうね。NOKTONちゃんに付けちゃえば幸せになれるのかな。。。(遠い目)

 
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投稿者: : 2013年2月13日 投稿先 進行, 雑談, 機材

 

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GH2のレンズ構成考察

IMG_0926

今回の現場では、GH2ハックカメラを3台使う。役者をどう取り囲むか?を決めていかなければならない。照明との関係やロケ先の制約もあるので、現場に即した配置をしていかなければならない。

ZACUTOのカメラテストで、GH2が勝利したのは、照明の配置(PDF)とも言われている。そんな重要な照明配置にも配慮して、現場でカメラ配置をどう決めるのか?そして、どのカメラにどのスタッフを付けるのか?マニュアルレンズの得意なスタッフも居るだろうし、役者を追いかけるのが上手なスタッフも居るだろう。ただ、GH2を触るのが初めてのスタッフが多いと思うので、その特性理解も含めて、練習あるのみ!!だと思っている。

などと考えていると、今、手元にあるレンズは焦点距離、リングの硬さ、そして露出などバラバラであるので、それらを上手に運営するのも大変だなと思う。まずは手元にあるレンズをリストアップ。レンズマウント自体違うのでアダプターを介して焦点距離が変わったりするので、一応、35mm換算も添えておく。F2.8以下の暗いレンズは対象外。つまり使わない。

暗いレンズを使わないということは、被写界深度の浅い映画になるということになる。具体的には、映画「ブルーバレンタイン」の映像に近い傾向。リアルでシリアスなドラマ部分を広角で被写界深度の深い映像にすると、ビデオっぽさが出て、よりリアルになるのだが、今回はリアル過ぎるのを回避したい。対極にあるオペラ映像との関係もあるのだが、美意識を前面に出しつつ、ドラマ部分を創りあげたいのである。この部分は、数年考え抜いて、そういうイメージに固まった。撮影部に立候補されたい方は、「ブルバレ」をご覧になると、打ち合わせが早いと思う。

さてレンズリストは以下のとおり。

広角は2つ
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(35mm換算 24-70mm F2.8)
パナソニックLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.

(35mm換算 35mm F0.95)
コシナフォクトレンダー NOKTON 17.5mm F0.95
———————————————————-

 

標準は1つ
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(35mm換算 60mm F1.4)
サムヤン35mm F1.4 Aspherical IF
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望遠は2つ
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(35mm換算 100mm F1.4)
キヤノンEF50mm F1.4 USM

(35mm換算 170mm F1.4)
シグマ85mm F1.4 EX DG HSM
———————————————————-

IMG_7928

 

偶然とは言え、標準が少なく、広角と望遠に集中している。もともと今回の映画は標準はそんなに要らないと思っていたので。

ただし、いろいろと性質が違う。

1:手振れ補正、オートフォーカスが有るのは、パナレンズのみ。ただし暗いF2.8である。

2:シグマは強烈に大きなレンズで重すぎる。

3:レンズに絞りリングが付いているのは、サムヤンとコシナ。

4:KIPONアダプターに絞りリングが付いているのは、シグマとキヤノン。

5:絞りリングがないが、パナは本体で露出を絞れる。

6:ピントリングの向きは全て同じ「左へ回すと無限遠」である。

7:ちゃんとしたマクロレンズがない。コシナがややマクロっぽいけど。

8:フィルター径が2グループ。58mmはパナ、コシナ、キヤノン。77mmがサムヤン、シグマ。

まあF2.8でも暗いレンズというのがミソ。広角はピント合わせが一番難しいので、パナのマニュアルフォーカスアシスタントを使ったり、オートフォーカス使ったりして合わせれば、操作は一番楽かも。唯一ズームもできる。フィルター径が2グループなのは、NDフィルター管理が楽になる。ピントリングも同じレンズばかりで良かったと思う。

すべてのカメラは一脚で撮影する予定。これは、微妙な手ブレ感を残したかったのと、ピント合わせの際に起きる回転操作ブレを抑制したかったから。一脚には、パン棒の付いた雲台を取り付ける予定。ただし、広角レンズの時は、パンはやらないつもり。望遠で役者のアップを撮影している場合にはパンはOKにする。あとは液晶モニターを付けるかどうか?これはスタッフに任意でと思う。ピン合わせをする時に、どうしたいか?それは練習で決めていきたい。一脚なので取り付けても重量バランスには問題ないが、気が散る場合があり、やってみないと分からない類だろう。

 

(今後の課題)
マクロレンズ、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroは必要か?

最大の課題は、撮影部が一人も居ないという事態である。いやはや困った。是非、やる気のある方、応募お願いします。

 
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投稿者: : 2013年2月9日 投稿先 進行, 機材

 

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中之条町ロケハン_その4(ラスト)

midashi04

 

(その3から続く)

今回のロケハンまとめで、ロケハン映像をアップしました。GH2ハックで照明なしで撮影しています。映画用のカラコレ済ですので、完成する映画の雰囲気は伝わると思います。どうぞ、ご覧下さい。

中之条町ロケハン動画 from K.SHIRAKAWA on Vimeo.

 

(備考)私が雪山なのにNDフィルタを持ってくるのを忘れていて、露出やシャッター速度でなんとか無理くり撮っています。被写界深度がやや深く、ネットでご覧になると縮小画面ではジリジリが輪郭線に発生すると思います。フィルタ忘れて、超焦りました。。。

音楽は、ミックスダウンはしてませんが、収録したばかりの映画テーマ曲「ヴォカリーズ」です。野山の映像にぴったりです。

GH2は、bkmcwdさんのvalkyrie_444の最新ハックファームです。撮影中も安定していて落ちる事は有りませんでした。ビットレートが大きいので、95MB/sのSDカードを使用しています。

そうそう、近所のダム湖行きました。とてもブルーの印象的な湖です。周りの山道も素敵で、使えそうです。

 

ダム湖周辺ギャラリー

 

最後に、暖かくロケハンにお付き合いいただいた、中之条町企画政策課 唐澤主任、設楽さんへ感謝いたします。

 

(重要)映画ロケハンを考えている皆様へ
ロケハンは、撮影場所への最初のコンタクトになります。印象を悪くしないよう注意しましょう。特に、勝手に立ち入ったり、ゴミを置いて行くなどの行為は許されません。撮影時も、多くの写真を撮り、現状復帰して返却する事が重要です。撮影チームとスタジオとの中間に立つ担当の方との連絡を密に取り、きちんと信頼を築きましょう。中之条町は、どんどん人に来てもらう政策をとっているのだと思います。お互いに助け合い、優しい気持ちで臨むべきです。このロケハンレポートがお役に立ちますよう願っています。

 
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投稿者: : 2013年2月9日 投稿先 テスト映像, 進行, 機材

 

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カメラ機材が揃う。

GH2_3dai

ようやく、GH2が3台揃いました。今回の映画のメインカメラです。こんな小さなカメラで、映画を撮るって不思議な感覚。

でも、すごい実力なんです。もちろん、通常の使い方はしません。すべて、ハッキングして高画質にします。120〜140Mbps位の超高ビットレートです。

GH2ハッキングの聖地(利用するなら寄付しましょ。)
http://www.personal-view.com/talks/categories/hack-top-settings

GH2ハッキング方法(一番分かりやすい。)
http://www.raitank.jp/archives/8708

GH2ハッキング開発の拠点(新しいファームが有志により開発テストされています。最新のものをチェックすればいいと思います。)
http://www.raitank.jp/forum?mingleforumaction=viewtopic&t=14

GH2は、コントラストが高いという欠点はありますが、照明を工夫すると、Zacuto主催の覆面カメラテストでは、Arri AlexaやSony F65、RED Epicなどの強豪を抑えて高評価を得ています。
http://www.zacuto.com/shootout-revenge-2012/revenge-the-great-camera-shootout-part-two

NoFilmSchool-Zacuto-Camera-Shootout-Results1

この覆面コンテストの全貌は、おなじみのRaitankさんの方で御覧ください。

第一回
http://www.raitank.jp/archives/11457
カメラ予想
http://www.raitank.jp/archives/11506
第二回(驚愕の結果発表)
http://www.raitank.jp/archives/11964

私もこのカメラ予想に参加しましたが、全然、当たりませんでした。業務機って触ったこと有りませんしね。。。笑。

またパナソニックの欠点である「ホワイトバランスが緑色成分を含む」という面も、カラコレすると、品のある色合いになると、経験上分かってきました。

とにかく、この小さなカメラ3台で、世界に発信できる映画を撮りたいと思います。

追伸:で、こんな数百万円の業務機を抑えたカメラのお値段ですが、ななな、なんと、3万5千円(ボディのみ)で、ビックカメラで購入できました。もちろん5年保証付き。というのも、最後の在庫だったからです。ヤフオク新古最安値よりも安く購入できました。奇跡だわー。映画の神様に感謝!!

 
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投稿者: : 2013年1月30日 投稿先 進行, 雑談, 機材

 

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オペラシーンの作り方

1920_818

「ようこそ、美の教室へ」のオペラシーンイメージを作ってみました。ネット拾いの画像と主演のレイチェルさんを配置してますが、あくまでもイメージですので、汚い合成です。でも、目指すところは理解しやすいかなと思います。

現在、クランクイン準備中の本作は、過酷な一年間の出来事を通して、人間の美を描きますが、四季の表題に、収録しているオペラを使います。口パクでレイチェルさんには表現していただこうと思っています。

さて。問題は、どうやってこの映像を作り出すか??

合成だと安っぽいので、本当は全部作りこみたいのですが、このあたりはショーウィンドウディスプレイやら舞台美術に詳しい方に相談したいのです。どなたか、お知り合いにいらっしゃいませんか??あちこち探しています。。。リンゼイ・ケンプに和の様式をプラスして、シンプルで華美な印象にしたいのです。なんというか、熱帯魚の水槽の中に流木やら石を入れる感覚に近いかも。。

画角は1920×818で作っています。スケール感を出したいので、シネスコです。撮影は、映画部分はGH2、オペラ部分はBlacMagicCinemaCameraを使おうと思います。BMCCの無圧縮映像で後処理にも強い映像になり、美しいと思います。

立ち上げスタッフ、相変わらず集まりません。脚本送ると逃げられる感じ。強烈なのか、イメージできないのか?うーむ。

 
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投稿者: : 2012年12月26日 投稿先 進行, 音楽, 機材

 

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F0.95の最強レンズ

ついに購入する決心をして、近所のフジヤカメラへ自転車でちゃーらーっと行き、「このレンズ下さい。」と言ってしまいました。レンズ愛の高揚MAXの瞬間です。。。

帰宅して、早速、装着してみます。これまでのKIPONちゃん経由のSamyang35mmF1.4を取り外し、ついにマイクロフォーサイズレンズを装着するのです。パチパチ。

開封。当たり前ですけど、シンプルな中身です。

お、お、重い!!!!金属だ!!!

レンズプロテクター付けて、カメラに装着!もともとsamyang35mmが大きすぎるレンズなので、小さく感じました。

おお!F0.95とレンズにも書いてあります。早く動画撮りたい!!

開封の儀なんて、よくブログに書かれてますが、なんちゅーか興奮を伝えたくて空回りするんですよね。レンズ愛って悪魔的かも。

すぐにテスト撮影してみます!

 
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投稿者: : 2012年8月22日 投稿先 機材

 

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クレーン組み立てる

7月末にアメリカよりミニクレーンThe Glideshot portable 4′ craneを購入し、10日程で我が家に到着しました。作りは頑丈で素晴らしいです。

ミニクレーン(約1万円)←安すぎ!!送料が5千円するけど。汗
http://www.glideshot.com/products_camerajib.html

三脚は耐荷重量がなんと36kgの超安定三脚を購入しました。

超安定三脚(1万3900円)
http://camera-crane.net/?pid=41922300

三脚だけでは360度の回転ができないので、ベアリングマウントも購入しました。

ベアリングマウント(6400円)
http://camera-crane.net/?pid=41913584

で、合体!!!と思ったのですが、問題発生!!

ミニクレーンThe Glideshot portable 4′ craneを三脚側に取り付ける穴がなんと1/4ネジ穴だったんです!クレーンなんだから3/8だと思ってました。サイトにも記載はないはず。なんという痛恨のミス!

で、一番最初に考えたのは、変換ネジを使う安直な方法。しかし、合体しようとすると、変換ネジがポキッ!!クレーンの重量に耐えられませんでした。折れた変換ネジを取り出すのに、すごく苦労しました。リスクが高いので、やめた方がいいです。

次に考えたのは、クレーン側のネジ穴を3/8ネジ穴に、拡張しちゃうという手。が、ネジ穴の金属加工をする業者が見つかりませんでした。

最後に考えたのは、ベアリングマウントは、今回は使わないことにして、三脚には、360度スムーズに回転する雲台を3/8ネジで三脚に取り付けて、雲台の1/4ネジをクレーンに取り付けるという手でした。が、ここでも、問題が。

雲台のプレートに有る取り付けネジって、プレートから少ししか頭を出していないのです。これではクレーンを取り付けるにはネジの長さが不足しています。長いネジを探しまくりました。ヨドバシカメラやフジヤエービックさんにも相談したのですが、そんなネジは無いとのことでした。

で、結局、長いネジを作ることにしました。ホームセンターに行って、1/4ネジで長さが2センチのモノを購入し、それだけではプレート穴を通せないので、ダイヤモンドヤスリを購入し、せっせと根元のネジ山を削りました。見事な長い三脚ネジを作ることに成功しました!笑

すごーく遠回りしましたが、ようやく完成しました。雲台は501HDの後継雲台である502HDを使っています。カメラを取り付けるのにも502HDを使いますので、雲台2つというなんとももったいない感じです。502HDには、モニターアームを取り付けられる穴が空けられています。以前、L型プラケットでシンプルなDSRLを考えましたが、それも502HDの登場で改善されました。(このクレーンシステムで問題なのは502HDの耐荷重量が4kgだという点。クレーンを支えられてるけど、不具合でないかどうか?)

今回のクレーンは1メートルも長さはありません。クレーンというより、手ぶれ防止の雲台セットと考えています。クレーン的な動きは控えめだと思います。クレーン的な動きをさせるものは、後で購入する長いクレーンで頑張ろうと思います。

長いクレーン(2.4メートルで、オプション追加で3.6メートルの可能)
http://camera-crane.net/?pid=45233874

(最終判断)

さて、クレーンを使ったテスト撮影を始めなきゃと思い触り始めたんですが、なんだかイメージと違います。うーん、面白くないし、効果的な絵にならない。定常撮影に使おうと思いましたが、これじゃ1脚とかスライダーの方が操作ラクかも。スライダーは横方向、クレーンは縦方向には強いと思うけど。うーん、ちょっと映画の中での使いどころを考えてみます。(リグにハマりたくないのに、ハマってたのかな。これじゃL型プラケットを三脚に付けてた昔のほうが良かったのかも。反省。502HDも重いし。。。また考えます。あと、このテクニカルファームのモニターアームが、全然ダメで曲がりまくって固定できない。モニター重量が480gだから、アーム保持力2.5kgには全然足りてるはずなのに!!!ナンダコレ。。。)

 
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投稿者: : 2012年8月17日 投稿先 機材

 

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クレーン購入ポチッとな。

映画「教室」の撮影で、今回どうしても取り入れなければならない手法、それはクレーン撮影です。海外ではJIBと言います。様々なクレーン撮影映像を見て、クレーンの醸しだす空気感がどうしても欲しいのです。で、1年くらいクレーンを探しまわっていました。最後まで悩んだのは、ProAmです。amazonでも手に入るし、eBayやヤフオクでも多く取り扱っています。ビデオサロンでも紹介されています。

ビデオサロン記事
http://www.genkosha.com/vs/goods/entry/post_227.html

このProAmはプロ機材ドットコムでも扱われていますし、北海道に正規代理店も登場しました。

プロ機材ドットコム
http://www.prokizai.com/cart/cart.cgi?log=MJ-50

北海道の格安正規代理店
http://camera-crane.net/

全て同じクレーンですが、値段がぜんぜん違います。北海道のお店が一番安いと思います。必要な機材を全部足すと合計7万円でした。

しかしもっと安い方法は、アメリカのアマゾンで購入する方法かなと思いました。で見積もりとると、、

なんと結局7万円でした。初期不良品のリスクを考えると、国内で買うほうが良さそうです。

しかし、ここで思いとどまることになります。ProAmの新作が発売されていたのです。デジタル一眼ムービーをターゲットにした新品でした。この新作は、ある問題点を改善していたのです。

うーん、このカタチ便利だけど、どっかで見たな。しかも格安で。。。。そうそれはコレです。オリビアちゃんのジブアーム紹介映像です。このオリビアちゃん、アジア系?の美人が、いろんな撮影機材を紹介しているシリーズっぽいのですが、まさにこのジブアームにたどり着きました。

で販売元のhttp://glideshot.com/products_camerajib.htmlへ飛びました。送料は問い合せてくれというので、メールで問い合わせると、本体130ドル位、日本への送料62ドルでした。日本円で送料込みで、なななななんんと、1万5千円なんです。(請求はペイパルなのでとても楽チン!)これに国内価格ですが、マンフロット雲台と、ヘビー三脚、ベアリングマウント合計しても、5万7千円です。さっきの7万円システムと同等なのに、かなり安くなります。しかも、ProAmの新型と同じ使い勝手は改善されています。

ポチッとイッちゃいました。1週間後には全部揃います!揃ったら使い勝手などをテストしたいと思います。お楽しみに!

追伸:今回探しているのは、1mクラスのクレーンです。撮影常用で考えています。2m40cm(オプション追加で3m60cmにも拡張可)のDVC210の購入はもう少し先です。

DVC210
http://camera-crane.net/?pid=45233874

GLIDESHOT 4′ Portable Jib – Test Shots from SHOTUP on Vimeo.

 
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投稿者: : 2012年7月26日 投稿先 機材

 

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マイク対決の行方

今回は、よく使われているブームマイク VS ワイヤレスマイク の対決です。

どちらも2年前くらいに購入したものです。ようやく日の目を見ます。。。アツデンのワイヤレスマイク325の方はもう販売していません。後継機種になっています。RODEのNTG3はまだ現役バリバリですね。小さいNTG1や乾電池駆動のNTG2も有りますが、やっぱり音質の良いのが欲しくてNTG3を買いました。後方の音も若干拾いやすいみたいなので注意しながら使おうのと思います。

で、結果から先に言うと、現場ではどちらも使おうと思います。お互いの音がバックアップになると思いますし。

ワイヤレスは全指向性なので、開放的な音ですね。ブームマイクは指向性が高いのでどんぴしゃりの音の時もありますが、向きによっては少し歪んだ音になりそうです。

ワイヤレスマイクは2個ありますので、会話のシーンには、役者2名につけて、どちらともレシーバーで受けようと思います。衣装の中にマイクを仕込んだりしなきゃいけないので、そういうテストもしなきゃなと思います。それとは別にブームオペレーターを用意して、ブームマイクの音声も収録します。ワイヤレスマイクは特にミキシングはしませんので、現場も少人数を維持できると思います。

音声の録音には、CanonのXF100を使用しました。CF収録カメラですごく静かです。マイクに給電できるキャノン端子も有ります。今回のテストにも使用しました。役者の口元も撮影して、GH2の映像との音合せにも使います。音声収録するものって、絶対カメラ付きが便利だと思います。最近は、そういうカメラ付音声収録機材も増えてきてますね。

役者2人でのシーンだと、今回のような動かない場合と大きく違います。そういう訓練もしたいです。徐々にスタッフ編成も始めます。

 
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投稿者: : 2012年7月21日 投稿先 機材

 

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DSLR rig の結論

DSLR rigと検索すると、もう大変な画像の洪水だ。カメラを合体マシーンとして扱う恍惚感。あれも便利、これもカッコイイ。気がつくと現場で自己満足状態。思い直して、ZACUTOやREDROCKやedelkroneも漁ってみる。確かに楽しい。ラジコンやプラモデルの子供心を取り戻したりもする。3年くらい、そんな生活をしていた。で、脚本が完成し、カメラをGH2に決定し、再考する。本当に、これらのガジェットは必要か?

結論から言うと、

「自分には、映画というゴールがあり、どのシーンに、どのrigが必要か?そこだけを考えるべし。」

と言う事になる。変態リグを作って満足したらイケないのだ。それがゴールではないのだから。映像テストを撮って満足してもイケない。それもゴールではない。ゴールは作品を完成させること。(かなり当たり前)

で、脚本を元に考えてみると、なんとなくだけど、「教室」は時代劇のカメラワークだと、ふと思いつく。三脚(一脚も含む)撮影が基本で、たまに被写界深度浅い固定、手持ちもそこまで動かさない。クレーンやスライダーも少し使う。要は、「画角で勝負」みたいな感じ。流行りのドキュメンタリー要素は無くそうと思う。三脚撮影となると、ローリングシャッター問題も解決。手振れ問題も解決。その代わり、照明をすごくがんばらないと、淡々とした感じを出しかねない。「教室」はロマンテックな絵とエゲつない非道さを持ちあわせてなければならないと思う。

で、こんなになりました。

いくつか問題も起きました。

モニターはエーディーテクノさんのモニターを購入しました。これまで試用してきて、5型モニターだと今イチピントの山が掴めなくて、9型だと重すぎました。7型が丁度いいように思います。このモニターは、5Dmk2用に購入していたもので、今はもっといいモニターも有りますね。

で、このモニターには、三脚穴が3箇所空いているのですが、全てネジ切りが上手くいっていなくて、結局は交換してもらいました。(すぐ交換でサポートは好感触)。

HDMIケーブルは、またエーディテクノさんのカールコード採用ケーブルを購入しましたが、これは大失敗作だと思いました。

カールコードは太くて重くて、しかも延びません。カールコードなのに、ビヨーンとしなくて、大きいだけでした。しかも、コード自体の重みのために、カメラ側に接続するミニHDMI部分が、ポキッと折れちゃいました。何のために買ったんだろう。全然、使えませんでした。

結局、GtecさんのSK-HDMI035を購入し直しました。このコードは細くて30cmしか長さがないので便利です。しかも、とても軽い。取扱いや楽なのが、コード選びには重要だと思いました。(ただ、コードの安全を考えると、コネクターの負荷が高いので、更にL字の変換コネクターをかませるとイイのかなと思います。)

モニターをエツミのL型プラケットに取り付けることにしました。ちょうどいいネジがヨドバシカメラやアマゾンで見つからないので、島忠ホームセンターに行って1/4ネジを購入しました。これにワッシャーを挟みこんでみました。やや長いネジでしたが、モニター側の穴が深くて調度良かったと思います。GH2の上部のアクセサリーシューにモニターを付けられる方も多いとは思いますが、衝撃でモニターが落下したり、シューが破損するリスクが高いと思います。かと言って、カメラ覆うリグというのも、なにか、「結局はrigりたいんでしょ?楽しみたいんでしょー??」と反発する心の声も聞こえてきます。ここは心を鬼にして、エツミの単純なプラケットでガマンします。。。。



今日のレンズは、サムヤンです。韓国のレンズで、格安なのにとても性能のよいレンズです。(難点は重い、大きいし、MFです。絞りは手動リングで便利。)三脚撮影なので、重いレンズでも大丈夫になりました。先日、購入したKIPONアダプターを使えば、手持ちのEFレンズが使えるので助かっています。今、持っているのは、35mmF1.4ですが、最近、24mmF1.4も発売(日本では未発売)になったみたいで、多分、購入しちゃうでしょう。。。

 
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投稿者: : 2012年7月12日 投稿先 機材

 

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レンズは何を揃えるべきか?

撮影カメラをハック済GH2に決めてから、いろいろ調べているのだが、被写界深度を浅くしたい明るいレンズが豊富ではないマイクロフォーサーズ規格以外でもいいんじゃないだろうかと思った。自分は、もともとは仕事でCanonなので、EFレンズがいくつか手元にあるのだ。その中でも明るいのは、シグマの85mm F1.4とCanon50mm F1.4である。マイクロフォーサーズ規格の明るいフォクトレンダー単焦点や、最近出たばかりのXレンズF2.8あたりを検討してはいるが、その前に使い慣れたレンズで試してみよう。で、そのままではEFレンズはGH2に取り付けられないので、どのマウントアダプターを買うか調べる。マウントアダプターは、本体からの操作ができなくなるので、本体側の絞りは開放になり、入ってくる光をいじれない。でもKIPONのアダプターは絞り操作ができるらしい。

(中央部にきれいな円形に絞る虹彩がある。これが真円だと美しいヒカリボケになる。)

早速、ネットで情報集め。中国製のため、個体差があってガタガタする作りもあるとのことで、初期不良の交換も考えて、正規代理店から購入する。価格も安いし。

KIPON正規代理店 焦点工房

注文すると、翌日には届いた。おまけのストラップやらレンズ外した後の保護カバーまで付属されてきた。全然、良い対応。(これは代理店がオマケしてくれていると考えていいのかな?)

取り付けるのは、シグマの85mm F1.4。写りは良いレンズです。外でテスト撮影するので、5千円程度の格安NDフィルターを付ける。(シャッタースピードや絞りでは明るさを調整したくないので。)

さささーっとさっそく合体!本体が小さいので、レンズがデカい!まあ、このレンズが、もともとデカ過ぎでかなり重いんだけど。。。

(アダプターの装着は誰にでも簡単に出来ます。けれども、外すときに困る方は多いようです。私も悩みました。普通、ポッチを押すと思うじゃないですか?違ったのです。横に動かすのです。ちなみに、マニュアルは付属してないので、ネットで調べました。。。。)

で、テスト撮影開始。「おおおお!!マイクロフォーサーズのGH2が、いい感じでボケている。ピントがカミソリ状態で、5Dmk2と同じ感じじゃないー!!コレ使える!!

で撮影した紫陽花オリジナル画像がコレです。安物のNDフィルターのおかげで、なんとなく茶色っぽいです。カメラ側のホワイトバランスをカスタマイズする必要があります。(そのまま、カラコレすると一番上の画像になります。グレイン足したり、いろいろ加工しちゃってますが。「教室」のロマンテックヲカマ感覚で加工しています。)ネット調べだと、ほとんどのNDフィルターはアンバー系の絵になるようです。ひどいものだと夕方になっちゃうんだとか。

赤系って映像が苦手な色ですよね。
http://hiroshisaito.net/blog/2011/12/gh2-chroma-fix.html

それと一番問題だったのは、実は「手触れ問題」でした。シグマには手ぶれ補正がついてません。しかも中望遠。かなりキツイテスト撮影でした。そりゃ普通は三脚使うんでしょうけど。

さて、ここで、いよいよ前振り(汗)が終わって本題なんですが、

手振れを抑えるにしても、三脚を使うのか?スタビライザー系を使うのか?クレーンを使うのか?スライダーやドリーを使うのか??少し手振れを残したいなら、一脚?
レンズに手振れ補正レンズを使うかどうかも有ります。(GH2本体には、手振れ補正がないので。。)

レンズの揺れを映画でどう見せるのか抑えるのか、それとも… と考えなければなりません。

そうこれは映画のためのテスト撮影なんです。撮影自体が演出に含まれます。手振れが有るか無いかでニュアンスも何もかもが変わるのです。映画の構成を考えるべきです。質感を吟味すべきなのです。

「教室」では、特機を使います。スライダーとクレーンは必須です。必要なシーンがあるからです。このシーンはこう撮らなきゃダメっていうイメージが有るのです。しかし、それ以外のシーンで、実はまだ迷っています。寓話性をどこまで演出するかで、手振れを取り入れる度合いが決まるのですが、まだそこを悩んでいます。

とりあえずは、テスト撮影を繰り返し、人物を撮影したりして、どのようにシーンを組み立てていくかを熟考したいと思います。手振れ有りと手振れナシを繋げていいのか?違和感を抑えるために、被写界深度系のボケ映像を挟み込むべきなのか?(手振れは2次元揺れ、ボケ操作は3次元揺れという感じで、自分は捉えています。)などなど。

レンズは難しいですね。。。。。汗

 
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投稿者: : 2012年7月2日 投稿先 機材

 

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GH2の外部バッテリーの悩み

GH2の純正バッテリーは凄く容量が小さく、以前から問題になっていました。eneloop music boosterを使う方法が広くネットで広まっていたけれど、なんだか取り回しが面倒そうなので困っていたんです。結局、自分は、純正バッテリー以外に、安い互換バッテリーを追加2個購入し、撮影中は、この3個を交換しまくって使っていました。だいたい40分位使って交換する感じです。(純正バッテリー6千円(!!) 互換バッテリー千円以下(安すぎ)な感じ。しかも互換バッテリーは1400mAhも有る!)

そんなところに、Doda-E というバッテリー2個装着できるバッテリーグリップが発売されて、すぐに売り切れる大人気商品になっています。2個使えるってことは、80分は交換なしで撮影に集中できそうです。Amazonでもすぐに在庫切れになるので頻繁にチェックしてましたが、ようやくポチッと購入でき、本日、届きました。

外箱にはなにやら4種類のバージョンがあるようです。

ネットで調べると
(1) MIG-PGH2B = only BODY (B = BLACK)

(2) MIG-PGH2AB = BODY + MEB-03-c (A = external AA battery pack)

(3) [New specifications] MIG-PGH2RB =BODY + mini IR 2B & RHS (R = IR Remote, not the wired remote control)

(4) MIG-PGH2RAB = BODY + MEB-03-c + mini IR 2B & RHS

の事のようです。

で、手順どおりにGH2の底に取り付けます。合体!!

さて、通常、互換バッテリーは、残量表示が出来ません。バッテリー情報を本体に送信しないことで偽物を使えるようにしているのではと思います。ところが、ネットでは「Doda-Eを通すと、互換バッテリーでも残量表示が出来る」とのこと。Doda-Eにそのボタンが有りました。Aボタン Bボタン DCボタンです。DCはコンセントからの電源供給モードだと思うのですが、マニュアルには「本製品では使用しません」と何故か書かれてあります。

で、AボタンとBボタンのマニュアル説明には、要約すると、こう書かれています。「バッテリーにはカメラへバッテリー情報を供給する回路が搭載されています。必ずAかBを選んで、本体にデータを送信してね。」ふむふむ、じゃ互換バッテリーを2個入れても、このDoda-Eが、嘘情報を本体に送信してくれるから、互換バッテリーも使えるってことだ。

しかし、ここからが、大問題。本当に訳がわかりません。結論から言うと、

左側には必ず純正バッテリーを入れとかないと、バッテリーを認識しないんです!!

右に純正入れたり、AボタンじゃなくBボタンにしたりといろんな組み合わせをしましたが、どうしても「左に純正入れろよルール」を崩せません。そのかわり左に純正入れると、右側に入れた互換バッテリーを認識してくれます。「左に純正入れろよルール」を守れば、夢の2個バッテリーが可能になります。悪あがきで、右だけに純正いれて、左に何も入れない状態でも「このバッテリーは使えません」と表示され、即シャットダウンします。

うーん、バッテリー情報を本体に送信しないとか、Doda-Eが嘘バッテリー情報を送信するとかって、どうなったんでしょう??

6千円以上もする1200mAhぽっちの純正バッテリーとはおさらば出来ないようです。

結論:Doda-Eは、現場を混乱させるだけのグリップのようです。

追記:一応、Doda-Eは純正バッテリー以外は使用しないでくださいと書かれています。互換バッテリー使用もパナソニックは認めていません。これらの使用で故障しても自己責任でお願いします。

 
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投稿者: : 2012年6月22日 投稿先 機材

 

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